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これまでの放送内容

2013年8月25日(日)

隠された黒い雨

長崎市北東部の間の瀬地区には、原爆直後に発生した黒い雨を浴びて髪が抜けたと語る人々がいる。しかしその声は今も国には届いていない。隠された真実に迫る。

長崎市の北東部にある間の瀬地区。ここには、原爆直後に発生した黒い雨を浴び、髪が抜けたと語る人々がいる。彼らは被爆者ではなく「被爆体験者」と定められた。被爆者はがんなど、あらゆる病気の医療費を国から支給される。しかし、間の瀬の人々にそれはない。国は間の瀬の黒い雨を認めていない。そんな間の瀬の人々の声に耳を傾ける一人の町医者がいる。本田孝也さんは、間の瀬の隣町で個人病院を開いている。間の瀬から来る患者数人が、本田医師に黒い雨体験を語った。やがて本田医師は、間の瀬での黒い雨の調査を始めた。2011年3月、14人から聞き取り調査を行い、黒い雨による脱毛が多発していたことがわかった。以来、独自に黒い雨について調べていった。やがて、ある事実を突き止めた。日米共同研究機関、放射線影響研究所が黒い雨の約1万3000人分のデータを保有していることがわかった。これを受けて2011年11月、放影研はこの事実を公表した。取り残されてきた間の瀬の人々が語る黒い雨の記憶。その真実はどこへ向かうのか・・・。

出演者:【ナレーター】 円田智子(KTNアナウンサー)

制作局テレビ長崎(KTN)

次回放送内容

OA:2024.04.21(日)

外平友佳理さんは北九州市在住の日本でも珍しいフリーランスの獣医師だ。動物園獣医師として20年以上の経験を持ち、ハムスターからライオンまでフリーランスとして多くの動物を診察し、たくさんの病症例を診てきている。現在、7つの動物園や動物飼育施設に依頼されて定期的に通っているが、経験の浅い獣医師しかいないところでは彼女が力を発揮する。若い獣医に対して、少しでも自分の知識と経験が役に立てばと考えている。またフリーランスになってから、個人の依頼も受けることができるようになった。「犬猫しか診ない」と動物病院で断られていた大型のペットも往診に行く。今回、外平さんには大牟田市動物園に気になる動物がいた。高齢のホワイトタイガーが弱ってきていたのだ。また飯塚市のピクニカ共和国と一緒に新しい試みとして1日獣医体験を始めた。そこで出会った小学生の少女が助手になる。“人と動物が共にしあわせに暮らす”という夢を実現するため、歩み続けるさすらい獣医師、外平友佳理さんの3年間を見つめた。

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