ページトップ
TNCメニュー

これまでの放送内容

2018年7月17日(火)

サムネイル

未来へつなぐ~熊本地震もうひとつの震災レスキュー~

大きな爪痕を残した熊本地震。被災絵画を蘇らせようと修復に挑む2年間を追った。

熊本地震は県内各地に大きな爪痕を残した。被災地の一つ御船町では、震災後或る救出劇が行われた。倒壊した家屋からたくさんの油絵が住民によって運び出された。油絵の作者は、今は亡き洋画家の田中憲一さんで、『廃船』などの大作を世に送り出し九州の画壇で高い評価を受けた。救出された田中さんの作品群は150点、何れもキャンバスが破れ絵の具が剥がれ落ちるなど損傷が酷く、その惨状に心を痛めた有志らが“御船の宝”を未来へつなげたいと、作品の修復プロジェクトを立ち上げた。このプロジェクトに協力するのが絵画保存修復家の岩井希久子さんだ。岩井さんは故郷熊本の復興を願い、田中作品群の修復に乗り出した。修復前の応急処置として岩井さんから提案されたのが、作品の劣化を防ぐ脱酸素密閉という独自の保存法だった。やがて、修復プロジェクトの舞台は筑波大学へと移された。被災絵画を蘇らせようと修復に挑む2年間を追った。

出演者:渡辺秀和(御船町 陶芸家) 井上正敏(元熊本県立美術館学芸員) 岩井希久子(絵画保存修復家)ほか

制作局テレビ熊本(TKU)

次回放送内容

OA:2024.04.21(日)

外平友佳理さんは北九州市在住の日本でも珍しいフリーランスの獣医師だ。動物園獣医師として20年以上の経験を持ち、ハムスターからライオンまでフリーランスとして多くの動物を診察し、たくさんの病症例を診てきている。現在、7つの動物園や動物飼育施設に依頼されて定期的に通っているが、経験の浅い獣医師しかいないところでは彼女が力を発揮する。若い獣医に対して、少しでも自分の知識と経験が役に立てばと考えている。またフリーランスになってから、個人の依頼も受けることができるようになった。「犬猫しか診ない」と動物病院で断られていた大型のペットも往診に行く。今回、外平さんには大牟田市動物園に気になる動物がいた。高齢のホワイトタイガーが弱ってきていたのだ。また飯塚市のピクニカ共和国と一緒に新しい試みとして1日獣医体験を始めた。そこで出会った小学生の少女が助手になる。“人と動物が共にしあわせに暮らす”という夢を実現するため、歩み続けるさすらい獣医師、外平友佳理さんの3年間を見つめた。

年別アーカイブ

制作局

  • LINEで送る
ページの先頭へ