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これまでの放送内容

2021年7月19日(月)

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実りの秋よ いつまでも

2016年の熊本地震で被災したコメ農家の嶋田一徳さん。余命宣告を受けながらも、残された時間で息子にコメ作りを伝える3年間の記録。

熊本地震直後の益城町。家々が倒壊し、道路は凸凹…そんな色を失ったかのような町でこいのぼりが気持ちよさそうに泳いでいた。持ち主は嶋田一徳さん。被災し不安を抱く孫たちを喜ばせたいと、全壊した納屋の前にこいのぼりを立てていたのだ。そんな優しいおじいちゃんはコメ農家、地震直後から家族総出で田植えの準備を開始した。例年通り田植えを行うも、自宅は半壊、必要な農機具も壊れ、嶋田さん自身も完璧な状態ではなかった。「あと3年生きたかね…。俺の時間じゃなくて、息子に農作業を教える時間が欲しい」「時間が足りない…」そう漏らす嶋田さん。実はガンを患い、長くて2年半と余命宣告を受けていたのだ。
余命を告げられた時、自分はどのように残された時間を過ごすだろうか?また、大切な人が余命宣告を受けたとき、支える家族はどんな思いで過ごすだろうか?どんな運命をも受け入れ、いまを生き抜き、文字通りコメ作りに「命を懸けた」嶋田さんの姿を、今回はあえてナレーションをつけず、制作者の考えを押し付けない手法で描いた。

制作局テレビ熊本(TKU)

次回放送内容

OA:2024.04.28(日)

 九州文化学園高校女子バレーボール部と言えば、春高・インターハイ・国体の高校3大大会で、15回日本一に輝いた実績を持つ名門校。ところがチームを率いる井上博明監督が、2023年3月を持って九州文化学園を定年退職することが分かる。  当時の1・2年生17人は、バレーの技術のみならず、人間としても成長したいと、井上監督が新たに外部指導者として就任することになった県立西彼杵高校に転校する決断をした。県教育委員会も「特別な事由」にあたるとし、選手たちは転入試験を受け無事、合格。選手たちは保護者や地域の人たちとともに、共同生活を送る寮を整備。新入生5人も加えて22人での西彼杵バレー部がスタートした。  転校した生徒は半年間、高体連主催の大会に出場できないなど、彼女たちを取り巻く環境は決して楽なものではない。彼女たちはときに葛藤し、ときに涙を流しながらも、前を向いて練習に打ち込む。  ついに巡ってきた全国大会出場のチャンス。一筋縄ではいかない大会で、彼女たちは勝利をつかめるのか・・・

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