9月10日(土)午後2時35分〜3時50分放送のテレビ西日本制作全国ネット番組
「不思議の水1000年の旅〜生命のファンタジーロード〜」の制作発表が
8月1日(月)福岡(テレビ西日本)、5日(金)東京(フジテレビ)でおこなわれました。

番組は、フランス・インドネシア・日本で水の不思議に俳優・辰巳琢郎さんが出会い、水が本来持っている力を発見していくというドキュメンタリーです。

馬場明子プロデューサー(テレビ西日本制作部)は、企画意図と辰巳さんの起用について以下のように説明しました。

昨年の全国ネット(04年9月11日放送「海人(あずみ)の道〜日本縦断塩職人の心意気〜」)では、人が生きていく上で欠かせない「塩」を取り上げました。今年はより生命に直接かかわる「水」をテーマにしようと思いました。視聴者に見ていただくための工夫として、「おみき鈴」や「水占いの杖」などでファンタスティックな演出をしました。

辰巳さんについては、水を語る表現のできる方を、と思いました。ワインや食べ物にも詳しく、「緩速ろ過」のシステムに好奇心を持って臨んでもらえると思い、総合的に判断しました。


辰巳さんのコメント

もともと水には興味があって、今、とても意義深いと思っている。今回の取材で知らないことがたくさんあった。「緩速ろ過」もそうだし「水脈探査」も信用していなかった。どんどん新しいことを知って驚きの連続で、その辺の気持ちの変化も伝わればいいと思う。「かたい番組」と思われるかもしれないが、内容的にはきちんとしているので、しっかり見ていただきたい。


○ 水に興味を持ったきっかけ

食に関する仕事が多い中で、その安全性みたいなところから入っていったと思う。ペットボトルの水が全盛になって水道水が飲めないとか、しょうゆ作りの現場を見て、手間ひまかけて作っているしょうゆがスーパーでは水より安いとか、「水がこんなに高くなっていいのか」というのが出発点。

 

○ 特に印象に残っている点や苦労した点などは?

行く場所行く場所、インドネシアも初めてだったし、水の探査も初めてだったし・・・。好奇心が強いほうなのでロケに時間がかかってしまった。顕微鏡も自分でピントをあわせて2〜3時間見てしまって、撮影に本当に時間がかかってしまった(笑)。すべてが新しい、驚きの連続だった。苦労したのは暑さ。非常に暑くて、フランスは特に・・・。ロワールから9時間、リクライニングもないレンタカーでスタッフと一緒に移動したりするなど、かなりハードなロケだった。

 

○ 水脈探査を最初信じられなかったのが、信じるようになったのはなぜ?

スタッフも含め、疑い深い人間はみんな水脈探査をやってみた。二股になっているハシバミの枝を持って水脈の上にくると、本当に(枝が)動くんですよ。自分の力ではどうしようもない、ホント自分では何もしていないのに動いてしまう。不思議だね。

ヨーロッパでは、「水探し」という職業、プロとして認められていて、不思議なことではないようだ。40%の人間ができるそうで、水の流れが波動として人の体に共鳴しているのではないかと思う。もともと疑ってかかっていたのだが、現代科学では解明できないことが多くあるということを感じた。

 

○ 福岡県星野村の印象は?

きれいな水でいれたお茶がおいしかったし、蛍もきれいだった。原爆の火が残っていて憎しみの火が平和の火へ変わったことに感銘を受けた。曇っていて、星の観察ができなかったことが残念だ。また行ければと思う。

 

○ 旅でおいしいと感じた水は

冷たい水はおいしく感じるので、水源に近い星野村の水はおいしかった。びっくりしたのはインドネシア。熱帯の、菌のいそうなにごった水を、手作りの水槽でろ過することで、生臭くない口当たりのいい水になったのが驚きだった。フランスの水占いの達人ジェラールは、岩の間からしみ出してくる湧き水を「すごいだろう」と言ったが、日本では当たり前のことであるように、水に対する認識は世界各国で違う。


 

 辰巳さんはスタッフが驚くほど水について勉強されていて、質問に対しても饒舌に語ってくださいました。
「水を買う時代」になって久しくなりますが、ぜひ辰巳さんといっしょに、水の不思議を巡る旅に出発してみましょう。