2012/05/01
ゴールデンウィーク前半は家族で妻の実家へ里帰りでした。鹿児島市からさらに車で南西へ小1時間ほどの南さつま市です。小高い山の上ではたくさんの風力発電が回っています。
実は妻と知り合う前からダイビングで何度も訪れていた場所です。東シナ海に面した坊津周辺の海は一年を通して暖かく、九州でも手軽にサンゴを見ることができるのです。当時は九州自動車道が八代までしか開通していなかったため、福岡から6時間近くもかけて行っていました。それほど魅力あるポイントです。当時と比べると陸上部分は新たな道ができたり、変わっていますが、水中は変わらず今でもきれいなサンゴを見ることができます。
今回は海に入るのは私だけで妻や子供たちは海岸で留守番です。暖かいといってもウエットスーツなしでは水が冷たくて楽しめません。一人で2時間ほど素潜りを楽しみました。サザナミヤッコ、ツノダシ、チョウチョウウオ、アオヤガラ、アオブダイ、カゴカキダイ、アカエイ、ダルマオコゼ、ミノカサゴ、クマノミ、オトヒメエビ、ウツボ、ハリセンボン、イシガキフグ、キタマクラ、ミナミハコフグ、スズメダイ、オヤビッチャウツボ、カマスなどおなじみの魚たちに出会えました。
一方、子供たちはクローバー(シロツメクサ)を見つけて首飾り作りです。シロツメクサは江戸後期に外国から入ってきた植物です。ツメクサの名前の由来はオランダから運ばれたガラス製品の緩衝材として使われていたからです。さらには水辺で貝殻を拾ったり、ビナとよぶ小さな巻き貝を拾ったりと楽しんでいたようです。風景がきれいな場所では子供たちも飽きないで遊んでくれました。
今度は子供用のウエットスーツも用意して子供たちにも坊津の海の魅力を伝えるつもりです。
2012/04/17
各地の名所のサクラ、ソメイヨシノはすっかり散って葉桜になりました。でもそんな時期でも見事に咲いているサクラも目にします。サトザクラ(八重桜)です。一口でサクラといってもその品種は500種以上もあります。日本のサクラはもともと自生していた数種のサクラが自然に交配して種類が増えました。ソメイヨシノ(染井吉野)は江戸時代初めに当時の江戸、染井村で発見されたサクラです。オオシマザクラとエドヒガンザクラが自然に交配したものとされます。
一方、サクラへの人気の高まりにより人為的に交配させたサクラがあります。江戸時代後期から一気に品種が増えたサトザクラ(八重桜)がそうです。花色(赤い色が濃いものや緑の花びらの鬱金桜)、花姿(手鞠のように花が集まって咲く手鞠)など多種、多様の豪華な桜です。花期はソメイヨシノよりやや遅れ、4月中旬から下旬にかけて見頃を迎えます。福岡市の舞鶴公園周辺や北九州市の白野江植物公園に多く植えられています。今年のソメイヨシノは花期が短くお花見を逃してしまった人はサトザクラのお花見がまだ楽しめます。
街角の街路樹も鮮やかな新緑が始まっています。福岡市で一番の多い街路樹といえば、イチョウでしょうか?TNCがある百道浜の道路沿いにも多く植えられています。近づいてみると芽吹いた葉と一緒に花も咲いています。今は樹木も花の時期です。街路樹にイチョウが多く使われているのには理由があります。イチョウは大気汚染など空気の汚れに強い樹種だからです。「生きた化石」で恐竜と同じ時代から続いているせいでしょうか?車の排気ガスを吸収して空気をきれいにしてます。さらに内部に多く水を含むことから燃えにくい性質があります。イチョウが神社や寺院に多いのは火事から本殿や社を守るためだそうです。実際、阪神大震災の際にはイチョウが火事の延焼を防いだり、倒壊しかけた住宅を支えた例もありました。イチョウはその性質から選ばれて街路樹として利用されているのです。
2012/04/11
7日は土曜ニュースファイルCUBEの中継で北九州市の小倉城に行きました。満開の桜見物に多くの人が訪れていました。桜が一番似合う場所といえばやはりお城です。県内では唯一小倉城だけで天守閣をバックにお花見が楽しめます。桜と城はまさに日本の春です。日本人だけでなくお花見を楽しむ多くの外国人も見かけました。
小倉城の桜は散り始めている木もありましたが、風に乗ってはらはら散る花びらは本当にきれいでした。実はこの前日に下関地方気象台が桜満開の発表をしており、まさに花の盛りでした。
結婚式用の写真を撮っているかたもいらっしゃて、周囲の花見客から祝福を受けていました。桜はいろんな人を引きつける魅力があるのですね。
2012/04/10
春休み、息子と一緒に登ったのが十坊山(とんぼやま)です。背振山系の一番、西側に位置する山です。標高こそ535mと高くはありませんが、糸島半島から唐津湾を広く見渡せる展望の非常に良い山です。小学校の遠足で訪れ、今もこうして登ります。息子も保育園の遠足で登った手頃な山です。麓から頂上まで1時間半ほどで登りつきます。
日当たりの良い頂上には大きな丸い岩があり、鎖を使ってその上に立つこともできます。少しスリルもありますが息子はそれが大好きで十坊山につきあってくれます。登山道が谷筋がないため水場はなく、山野草も他の山に比べて少ないのですが、山中には大きな山桜もあってちょうど花が咲き始めていました。また中腹までみかん山が続いており、みかんの花が咲く時期には山全体がとても良い香りに包まれます。
山から下りてのお楽しみは「まむし温泉」です。古くはマムシに噛まれた傷をこの温泉で癒したとされます。心地よい疲れを温泉で癒します。(実際には温泉で暴れまくる息子の面倒をみるのが大変ですが・・・・)
私は自分の車を使いますが、JR筑肥線の福吉駅から歩いて登ることもできます。近くには福吉漁港や農産物を集めた「福ふくの里」もあって楽しめます。
2012/04/06
先日、取材でお邪魔したのが久留米市三潴町の造り酒屋、「杜の蔵」さんです。明治時代から続く老舗の酒蔵です。ここでは最近、幻の焼酎、さなぼり焼酎を復活させました。さなぼりとは田植えが終わった後のお祝い、宴のことです。
さなぼり焼酎はちょっと変わった方法で作ります。まず清酒を搾ったあとの酒の粕にさらに水を加えて熟成させます。酒粕にはまだ酵母が残っていますからでんぷんをアルコールに変える発酵が進み、再びアルコールが貯まります。清酒では搾ってアルコールを取り出しましたが、今度は蒸留します。酒粕を蒸し器に入れて下から蒸気で蒸すと酒粕に含まれるアルコールが気化します。それを蒸し器の上に置いた蒸留器(絶えず冷たい水が流れて冷やしています。)で集めます。蒸留器で冷やされたアルコールは液体に戻り、樋を通って集められ蒸留酒となります。
ただ酒粕そのままでは蒸留効率が悪いので酒粕になんと「もみ殻」を混ぜます。もみ殻を混ぜることで酒粕内部に隙間ができ、蒸気が通りやすくなってアルコールが気化しやすくなるわけです。最初に出始めた焼酎を飲んで驚きました。アルコールが強いのです。なんと50度以上もありました。わずかにもみ殻の香りが移り、すっきりした日本酒に近い焼酎です。古く日本の焼酎はこの方法で作られていたそうです。
さらに作業は続きます。蒸留したあとには再び酒粕が残ります。熱を加えた後なのでアルコール分はもうほとんどありません。これに糠を混ぜると田んぼに撒く肥料が出来上がるのです。じつはさなぼり焼酎は肥料を作る過程でできる副産物なのです。田んぼから収穫した米から酒を作り、残った酒粕は肥料として田んぼに戻す。栄養価の高い酒粕は肥料としても良いのです。昔の人はエコという言葉をもちろん知りませんでしたが、まさにエコそのものですね。
最近、温暖化の問題の一つに「田んぼは二酸化炭素を吸収しているのか、それとも放出しているのか」というのがあります。稲は空気中から二酸化炭素を、根から水を吸収して光合成を行い、炭水化物を作ります。空気中の二酸化炭素を吸収して育つわけですから吸収源のように思えますが、違います。土中の微生物が絶えず有機物を分解するため、大量の二酸化炭素を空気中に放出しているのです。最近の観測の結果では年間の差し引きを計算するとわずかに放出源となるのです。特に収穫後に稲わらなどを田んぼにそのまますきこむと二酸化炭素が多く排出されることがわかっています。そこですきこむ前に微生物で発酵させると二酸化炭素の放出が減ります。さなぼり焼酎作りはまさにこの作業を行っているのです。さなぼり焼酎作りはエコだけでなく、温暖化防止にも貢献していたのです。昔の人は本当にすごいですね。
2012/03/20
ようやく春らしい陽気となりました。我が家のウメも例年より半月ほど遅れて満開です。花粉症の私は花の香りが良くわからないのですが、ちょっと気になることがあります。花に寄るハチなど昆虫が少ないのです。ウメは自家不結実性といって同じ木、同じ品種の花粉では受粉できません。別の品種の花粉を運んでくれる昆虫が必要です。そういえば去年もウメの実はほとんどつきませんでした。今年はたくさんのウメの実を期待していたのですが、難しいようです。虫たちはまだ本格的な春の訪れを感じていないのかもしれませんね。
こちらは田んぼの畦に現れたつくしです。「つくし誰の子、すぎなの子」というようにシダ植物、スギナの胞子体です。私はちょっと苦味があるつくしの卵とじが大好きで、この時期はたくさん採ります。まさに春の味、自然の味覚です。はかまを剥くのは確かに面倒ですが、世間話をしながら手先だけを動かすと結構はかどります。たまにスーパーのビニール袋一杯採って、家族に白い目で見られます。
続いてこちらは佐賀県神埼市千代田町の風景です。庭先のピンクの花に引き寄せられて近づくとサクラでした。ソメイヨシノよりやや赤が濃い大柄な花びら、早咲きから考えてカワヅザクラだと思います。昭和の時代に静岡県の河津川で偶然に発見され、人気がある品種の一つです。
ひとことでサクラといってもその品種は500種以上もあります。代表的なサクラ、ソメイヨシノは江戸時代に生まれた品種です。この早春の時期はカンザクラ(寒桜)やセイヨウミザクラ(食用となるサクランボが実るサクラや)ヒガンザクラ(彼岸桜)が咲き、、その後は花色が白いオオシマザクラ(大島桜)やソメイヨシノ(染井吉野)、その先は花と葉が一緒にでるヤマザクラ(山桜)、さらには花が豪華なヤエザクラ(八重桜)と4月にかけて長く楽しめる花なんです。
開花予想では九州北部のソメイヨシノ開花は平年より一週間前後遅れ、今月末となりそうです。ただ開花は一本の木で数輪咲いた状態で見頃ではありません。見頃の満開はさらに一週間から十日かかり、4月10日前後となりそうです。入学式の頃が一番の盛りとなるでしょう。今年のお花見は例年より遅らせてください。
2012/03/16
今年は陸上では春の訪れが遅れましたが、海の中はどうなっているのでしょうか?でかけたのは長崎県香焼町辰口(たつのくち)です。長崎港の入り口にあたる場所です。私は初めてでしたが、ダイバーには有名なポイントです。
小さな湾となっている海水浴場からエントリーし、灯台のまわりがポイントとなっています。この時期は福岡周辺の玄界灘の冷たい海しか知らない私にとってここ辰口の海は驚きの連続でした。まずは予想したほど水温が低くないのです。水温を計ると13度以上もありました。玄界灘はこの時期はまだ10度前後しかありません。入ってすぐの浅場で迎えてくれたのはカタクチイワシの群れでした。
撮影しながら進み、出会った魚はソラスズメ、カワハギ、カサゴ、イラ、クマノミ、オオモンハタ、ヨメヒメジ、ダテハゼ、ハナハゼ、キタマクラ、キンチャクダイ、ススメダイ、メジナ、ボラ、ヒラメ、タカナノハダイ、キタマクラ、さらにはサンゴ(ミドリイシ)やイバラカンザシもありました。まるで鹿児島や沖縄の海のようです。玄海灘ではソラスズメは水温が下がる冬場にはいなくなるのですがここにはたくさんいました。イソギンチャクとクマノミも定着しています。冬場でも水温が高い証拠です。寒い場所を避けてここに集まっているようにも感じました。九州の西海上を北上している暖流、対馬海流の影響を大きく受けているようです。
タンク2本潜ったのですが、大満足のダイビングとなりました。また是非訪れたいポイントの一つになりました。この海中の様子は土曜ニュースファイルCUBEで近日中にお送りする予定です。
2012/03/06
3月3日の桃の節句は土曜ニュースファイルの中継で柳川に行きました。先月2月は26年ぶりの寒さなど、この冬は例年以上の厳しい寒さだったため、ウメの花も開きも遅れていますが、ようやく柳川の観光シーズンが始まりました。柳川と言えばなんといっても川下りですね。
それだけじゃありません。柳川は雛祭りも有名なんです。雛人形を飾るだけでなく、さげもんと呼ぶ縁起物の小物をまわりに多く飾ります。お邪魔したのは北島米穀店さんの古民家です。中に入ると部屋中の雛人形とさげもんに驚きました。
さげもんは身近な動物や生き物が多いようです。柳川から近い八女市は古くから雛人形の産地でした。箱雛といってお内裏様とお雛様がそれぞれ1体ずつ箱の中に入った雛人形です。今のように七段飾りの豪華なものではありませんでした。そこで雛人形を飾るために始まったのがこのさげもんではないかと考えられています。
さげもんは縁起の良い小物と書きましたがそろぞれにちゃんと意味があります。下げる数も決まっていて小物が49個とそれに鞠を2個足して51個です。これは人生50年といわれたいた時代に1歳でも長く生きて欲しいという願いからだそうです。
中継は四位さんと一緒でした。川下りと雛祭り、柳川の春は魅力一杯です。もちろん鰻も欠かせません。
2012/02/21
週末、福岡市内では予想外の大雪となりました。土曜ニュースファイルの気象情報の中で「都市部では雪が積もる恐れは小さい」と予想していたのですが、番組が終わって夕方頃から急に湿った雪が降り出し、見る間に周囲は真っ白な雪化粧となりました。夕方からは福岡都市高速道路や九州自動車道の一部も不通となって交通機関も混乱しました。予報が外れてごめんなさい。
後から検証すると雪が積もったのは福岡市から飯塚市にかけての周辺部だけでした。雪を降らせる雲は雨を降らせる雲より面積的に小さく、移動も早いため、予想が難しいのです。さらに雪は予報だけでなく、実際にどのくらい降ったか観測するのも大変です。気象台では観測員が目盛りのついた白い柱(雪尺)や雪が少ない場合には定規を雪の中に立てて、目で雪の深さを読み取ります。超音波を使って自動的に積雪を観測する超音波積雪深計もありますが、雪の少ない九州で運用されているのは福岡と熊本県の阿蘇山だけです。福岡県内の雪の観測点は福岡市と飯塚市だけで、それ以外の場所の積雪はlive cameraなどで推定するしかないのです。
他の推定法もあります。福岡県内には雨量を観測するアメダスの観測点が20ヶ所近くありますね。設置してある雨量計には冬季には加熱用のヒータがついています。それで雨量計を温め、中に降った雪を融かして雨として観測しています。降雨量といわずに降水量というのは雪やアラレなども融かして水に換算して観測しているからです。めやすとしておよそ1cmの積雪が融けると1mmの雨となります。降水量と一緒に気温を観測している場所であれば、氷点下の気温で降水量があれば雪が降っていると推定できるわけです。逆にいうと1cmの積雪を予想することは1mmの雨が降るかどうか予想することと同じです。1mmの雨と言えば傘も要らないようなごく弱い雨です。雪の予報が難しい理由がここにあります。
今年は2月に入ってもなかなか春の陽気が安定しません。この先も寒暖の変動大きく、雪の舞うような厳しい寒の戻りがありそうです。
2012/02/15
先日、土曜ニュースファイルCUBEの中継でお邪魔したのが久留米市城島町の蔵出し祭りです。もともと筑後地方は米処ですから「米良し」、筑後川の水に恵まれ「水良し」さらには酒造り、杜氏の技も伝承されて「技良し」ということで日本を代表する酒処の一つなのです。京の伏見、兵庫の灘、広島の西条に並ぶとされています。なかでも城島町には多くの酒蔵があり、今年は9つの酒蔵が蔵出しの新酒を出していました。
当日は500円でチケットを買うとお猪口を一つ手渡され、これで6杯ぶんの利き酒が出来るのです。これまで城島町でこんなイベントが行われているのは知らなかったのですが、すでに19回目と筑後地方に春の訪れを告げるイベントとしてすっかり定着しています。利き酒の他にも各酒蔵のテントや地元の物産もあり、舛酒や搾りたての新酒をつまみと一緒に楽しむことができます。中継時間は午前中で賑わうのか、心配していたのですが、驚きました。天気も晴れておでかけ日和ともなったのですが、広い会場全体があっという間に大混雑となりました。中継するのが大変なくらいでした。蔵出しは地域の人にとっても大人のお祭りです。
日本酒作りは麹カビと酵母の二つの微生物の力をかります。まずは蒸した酒米に麹カビをつけることで米のでんぷんが糖分に変化します。(口の中でご飯粒を噛んでいるとだんだん甘くなりますね。でんぷんが糖に変わっていくわけですが麹カビは同じ働きをします)続いてそれらを酒蔵タンクの中にいれ、更に蒸した米や酵母菌を加えます。酵母菌は糖分をアルコールに変える働きがあるのです。日本酒は2回発酵過程を経ることから二段発酵です。一方、ワインはブドウの糖分を酵母でアルコールに、またビールは小麦が発芽して糖分が増したモルツ(麦芽)に酵母を加えてアルコールを作りますので一段発酵です。ニ段発酵は米やでんぷんの多い穀物から作る東洋のお酒の特徴なのです。
この冬は2月に入っても厳しい寒さが続いていますが、冬の寒さが厳しい年はお酒の出来が良いといいます。日本酒作りは二種類の微生物を使うため、発酵の進み具合の調整がやっかいなのです。とくに温度が高いと発酵が進みすぎてしまい、美味しい酒となりません。発酵途中の酒タンクのまわりを氷で覆って発酵の進み具合を遅らせることもあります。冬の寒さが厳しいと微生物の動きをコントロールしやすく、思い通りの美味しい酒となるのです。また発酵途中に雑味となる余計な微生物も現れません。近年、北陸や東北など寒い場所の日本酒が評価されているのはそのせいです。温度をあげることは昔から容易ですが、逆に下げることは今でも難しいのです。
更に気温が上がると別の酒造りとなります。気温が高い地域でつくるお酒は焼酎や泡盛ですね。日本酒作りで使う麹は黄麹です。一方、焼酎や泡盛作りに使うのが白麹や黒麹です。白麹や黒麹は発酵途中にクエン酸をだします。気温が高いと別の微生物が増えますが、クエン酸がそれらの増殖を抑えてくれるのです。それで暖かい場所でも酒造りが可能となります。ただクエン酸ができると酒の味が悪くなるため、酵母で発酵したあとは蒸留してアルコールだけ取り出します。日本酒は醸造酒、焼酎や泡盛は蒸留酒、その違いは気温の違いによる微生物の違いなのです。








































