右手指の骨折、靭帯損傷で離脱しているソフトバンクのジュリスベル・グラシアル内野手(35)がリハビリに取り組んでいるファーム施設で屋外でのランニングやダッシュを始めた。
グラシアルは4番で出場していた5月8日の西武戦(ペイペイドーム)で帰塁時に右手の複数の指を負傷。球団は診断結果とともに患部を3週間程度固定すると発表し、復帰時期などの見通しは分からないままだった。
これまでは屋内で患部に負担のかからないメニューに取り組んでいたが、先週末から屋外でのリハビリをスタート。6月8日、斉藤リハビリ担当コーチはギプスで固定していた患部の筋肉が固まっていると説明し、本格的な打撃、守備などの練習は再開できていない状況。「少し時間はかかるかもしれない」と説明した。
(取材=大和拓未)