6日､福岡県八女市の住宅で､78歳の男性が顔面から血を流した状態で発見され､その後死亡しました｡

警察は事件と事故の両面から捜査しています｡



八女警察署によりますと､6日午前4時半ごろ､福岡県八女市上陽町下横山の住宅で､この家に住む鹿島明徳(かしま･あきのり)さん(78)が顔から血を流して倒れているのを家族が発見し､消防に通報しました｡

鹿島さんは当時､呼吸はしていたものの意識がなく､八女市内の病院に搬送されましたが､約1時間後に死亡が確認されました｡



解剖の結果､鹿島さんの死因は頭蓋内損傷で､鹿島さんの身体には頭部や顔面などに複数の外傷があったということです｡

警察は死体の状況や解剖結果から｢事件性を否定できない｣としていて､事件と事故の両面から慎重に調べを進めています｡