全国高校駅伝に40回以上出場している大牟田高校の駅伝部で、去年8月、監督が部員に体罰を行っていたことが分かりました。
大牟田高校によりますと、駅伝部の監督を務めていた50代の男性教師が、去年8月、長野県での合宿中に3年生の男子部員に対し、複数回、平手打ちの体罰を加えたということです。
匿名で通報を受けた福岡県が高校に伝え、調査した結果、体罰が確認されました。
駅伝部の監督は体罰を認めて保護者に謝罪し、3月1日から監督を外れて謹慎しているということです。
大牟田高校駅伝部は全国高校駅伝で5回優勝している強豪校で、体罰を加えた教師は2006年から監督を務めていました。