福岡市の九州大学の箱崎キャンパス跡地で、切断された人骨が見つかってから4月7日で1年となるのを前に、警察が情報提供を呼びかけています。
去年4月7日、福岡市東区の九大箱崎キャンパス跡地で、鋭利な刃物で切断した痕がある、腰から太ももにかけての人骨が発見されました。
司法解剖の結果、遺体は20代〜40代の成人男性で、死亡したのはおととし9月〜去年2月の間であることが分かりました。
警察は、死体遺棄事件として東警察署に捜査本部を設置し、これまでに延べ9300人が捜査に当たってきましたが、身元の特定には至っていません。
人骨の発覚から4月7日で1年になるのを前に、警察は、男性の血液型がB型かAB型で、白いトランクスをはいていたとみられる、との新たな情報を発表しました。
警察は、男性がアジア系外国人の可能性もあるとみて捜査するとともに、改めて情報提供を呼びかけています。