27日朝、山口県宇部市で、JRの線路内に軽乗用車が転落しました。
事故直後に視聴者が撮影した画像では、線路内に大勢の作業員や警察官が集まり、軽乗用車を取り囲んでいる様子が分かります。
JR西日本によりますと、27日午前9時すぎ、山口県宇部市のJR宇部駅近くの上り線路内に軽乗用車が転落しているのを列車の運転士が発見しました。
列車はその場で緊急停止、車との接触などはなく、乗客約30人にもケガはありませんでした。
一方、軽乗用車を運転していた80代の女性は腰と足の痛みを訴え、病院に搬送されたということです。
軽乗用車が撤去された後、列車の運転は再開され、最大で170分の遅れが生じました。
警察は、女性が運転操作を誤った可能性が高いとみて事故の原因を調べています。