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西鉄の路線バス 乗車口の扉を開けたまま走行 5月に入り3件目 福岡県


2023/05/23 17:22
サムネイル
22日朝、客を乗せた西鉄の路線バスが乗車扉を開けたまま走行していたことがわかりました。

西鉄では5月に入り、同様のミスがほかに2件起きています。

去年8月に放送したニュース映像では、西鉄の路線バスが扉をあけたまま、福岡市内の公道を走行しています。

当時、この映像を確認した西鉄側は「今後、このようなことが発生しないよう再発防止に取り組んで参ります」とコメントしていました。

ところが22日ー

<西鉄HPより>
『にしてつからのお知らせ』
『当社路線バス乗車口扉を開けた状態で運行した事案の発生について』

西鉄によりますと、22日午前8時すぎ、乗客約10人を乗せた路線バスが福岡市博多区のバス停「川端町・博多座前」から車体後方の扉を開けたまま赤信号で停まるまで約80メートル走行したということです。

◆記者リポート
「信号が青に変わり、バスを動かそうとした運転手がアクセルを踏んだ際、安全装置が起動し動かなかったことで、異変に気付いたということです」

扉を開けたまま走行した時間は約50秒。

乗客にけがはありませんでした。

原因について西鉄は「乗車口の扉が閉まったことの確認が不十分だった」としています。

しかし、同様のミスは5月、相次いでいます。

◆記者リポート
「西鉄では5月に入り他にも2件、バスの扉を開いたまま走行させるミスが発生しており、再発防止策を発表しています」

西鉄によりますと、5月9日、福岡市中央区で乗客約15人を乗せた路線バスが扉を開けたまま約290メートル走行する事案が発生。

さらに、5月16日にも那珂川市で2人の客を乗せたバスが扉を閉めないまま約230メートル走行したということです。

いずれも運転手の確認が不十分だったとして、「全乗務員に対する事案の情報共有」など再発防止策を発表していました。

しかし、5月だけで3回も起きてしまった危険な走行。

西鉄は「ドアが開いたまま走行しようとした場合、警報ブザーが鳴るように車両を改良する」など再発防止を徹底するとしています。
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