今年6月、福岡県水巻町で女性が殺害され通帳などが奪われた事件で、妹など女3人が8日、起訴されました。
強盗殺人の罪で起訴されたのは、住所不定・無職の辻和美被告(51)です。
起訴状によりますと、辻被告は今年6月、水巻町の町営住宅で姉の辻つぐみさん(当時52)の首を絞めて殺害し、通帳3冊などを奪ったとされています。
検察は認否を明らかにしていませんが、辻被告はこれまで捜査本部の調べに対し「姉に金を借りに行った」という趣旨の供述をしていました。
ほかに逮捕されていた知人の岡村恵美被告(46)が、殺意がなかったとして強盗致死の罪で起訴、その娘の岡村愛香被告(24)は、辻被告らが奪った金のうち現金40万円を受け取ったとして起訴されています。