人気が高まる伊藤若冲をはじめ、江戸時代の華やかな絵画を集めた展覧会が北九州市の出光美術館で開かれています。
鮮やかな色彩と今にも動き出しそうな生命感ー。
会場には江戸中期に京都で活躍した伊藤若冲の作品を中心に21点が展示されています。
こちらは代表作の「鳥獣花木図屏風」。
幅7メートルを超えるひと組の屏風に、トラやゾウをはじめ麒麟や鳳凰といった空想上の生き物まで、70種類以上がびっしり並んだ1センチ四方の升目で描かれています。
今回そろった作品はアメリカのプライス財団が収集し、4年前に里帰りしたおよそ190点の中から厳選されたもので、華やかで生き生きとした江戸絵画の魅力を楽しめます。
伊藤若冲を中心とした第1部の展示は10月29日までの予定です。