福岡市の私立中学校で1年生の男子生徒が上級生からチェーンで縛られ、暴行を受けた問題で、同じ生徒が過去にもチェーンで体を縛られていたことがわかりました。
学校によりますと、9月12日、バスケットボール部の練習後に1年生の男子生徒が、複数の2、3年生から数十分に渡り鉄製のチェーンで縛られ、顔を平手打ちされるなどの暴行を受けたということです。
男子生徒はその後、不登校になっています。
これを受け、学校は聞き取り調査を行っていて、同じ生徒が過去にも上級生からチェーンで体を縛られていたことが新たにわかりました。
上級生は「悪ふざけだった」と話しているということです。
学校は25日、今回の問題が『いじめ』に当たると判断し、法律に基づく「重大事態」と認定しています。
また、27日午後保護者会を開き、今回の経緯を説明するとしています。