ソフトバンク13試合ぶり逆転勝ち ロッテ佐々木朗の降板につながった「バント失敗」

2021年06月24日

 ◇ロッテ2-7ソフトバンク(24日・ZOZOマリンスタジアム)

 ソフトバンクがこの3連戦2勝1分けで4カードぶりの勝ち越しを決めた。

 1-2で1点を追う6回、初回に3番柳田が先制ソロを放った後はロッテ先発佐々木朗を打ちあぐねていた打線が奮起した。先頭今宮がカウント2-1から直球を捉えて二塁打、続く1番三森は初球からバントの構え。ボール、ボール、ファウル、ファウルで追い込まれたところでヒッティングに切り替え、結果的にフルカウントから6球目の直球を右中間に運ぶ同点三塁打とした。

 三森は「真っすぐを捉えることができた。バントで送れなかったので、何とか進塁打をとコンパクトに打ちにいきました」とコメント。その上で「同点のタイムリーとなり良かったが、決めなければいけない作戦を出来なかった点は反省です」と振り返った。

 この回さらに柳田の適時打で勝ち越しの1点を加え、栗原が四球を選んだところで佐々木朗は降板。試合の流れをつかんだソフトバンクは粘投していた先発の武田に続いて7回途中から継投に入り、打線は9回にダメ押しの4点を奪った。柳田がこの試合2本目のアーチとなる18号ソロを逆方向に運び、本塁打争いでリーグ単独トップに躍り出た。

 ソフトバンクの逆転勝ちは5日阪神戦以来で13試合ぶりで、低迷していた打線は今回の3連戦で計26安打14得点。1番三森を起点に中軸が機能し、3番に入った柳田は3戦3発と全体的に復調の兆しをうかがわせた。

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