ソフトバンク上林、骨折で前半戦絶望 2軍戦で右肩付近に死球

2021年07月01日

 ソフトバンクの上林誠知外野手(25)が右肩負傷で前半戦絶望となったことが2日、分かった。

 2軍調整中の上林は6月29日のウエスタン・リーグ中日戦(ナゴヤ)に「3番右翼」で先発出場。6回の第4打席で右肩付近に死球を受けて交代しており、翌30日の同カードは欠場していた。

 関係者によると、病院で受けた検査で骨折が判明。全治3週間程度でリハビリ期間を踏まえると1、2軍ともに7月14日までの前半戦での実戦復帰は難しいといい、1軍再昇格は五輪中断期間明けの8月中旬以降を目指すことになりそうだ。

 外野の定位置争いで生き残れず開幕を2軍で迎えた今季の上林は5月3日に1軍昇格。今季初スタメンだった同5日に一発を含む3安打4打点と復活を印象付けたが調子は持続せず、6月7日に再び出場選手登録を抹消されていた。降格後にフォームを見直し、同27日までの2軍戦14試合で無安打は4試合だけと一定の成果を見せつつあった中での離脱となった。

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