2017年、九州北部豪雨で被災した福岡県朝倉市に、東日本大震災の被災地から、復興を願う桜の苗木が贈られました。
朝倉市杷木の旧松末小学校跡地で、関係者が参加して、宮城県名取市から贈られた「復興桜」の植樹式が行われました。
この復興桜は8年前の東日本大震災で津波に襲われた、名取市閖上地区の海岸沿いで唯一、花を咲かせたサクラで、宮城県以外の地域に苗木が贈られるのは、今回が初めてです。
2017年の九州北部豪雨で被災した朝倉市は、いまもおよそ200世帯が仮設住宅で暮らしていますが、中には花見を心待ちにする人の姿もありました。
【住民】
「ここで復興の杯を傾けたいと、みんなで計画している」
この復興桜は東峰村でも植樹されています。