2019/11/29 12:45
田川市 1歳児“育児放棄” 亡くなる数週間前から外出させず 低栄養からの肺炎の可能性も 福岡県
福岡県田川市の夫婦が1歳の三男の育児を放棄し、必要な診療を受けさせずに死亡させた疑いで逮捕された事件で、三男が死亡する数週間前から自宅を出た形跡がないことが分かりました。
田川市の自営業・常慶雅則容疑者(24)と妻の藍容疑者(24)は、2018年9月から12月にかけて、当時1歳の三男唯雅ちゃんに必要な診療を受けさせず、放置して死亡させた疑いが持たれています。
死因は重度の低栄養状態による肺炎で、死亡時の体重は平均を大きく下回り、複数の骨折のあとも見つかりました。
その後の捜査関係者への取材で、唯雅ちゃんは亡くなる数週間前から外出した形跡がないことが新たにわかりました。
低栄養の状態は死亡の1週間ほど前から重篤化していたとみられていますが、雅則容疑者は、唯雅ちゃんを自宅に放置し、藍容疑者と、長男・長女だけで外出したことを認めています。
さらに唯雅ちゃんはエアガンで全身を撃たれていた疑いもあり、警察が詳しい経緯を調べています。
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