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肺腺がんのため入院している福岡県の小川洋知事が、２２日午後、県議会に辞職願を提出することが分かりました。

小川知事は１月２０日、せきと息苦しさを訴えて福岡市東区の九州大学病院に入院し、「肺腺がん」と診断されました。

その際、３月３１日まで公務復帰の見送りを発表しましたが、関係者によりますと病状が重いために復帰は困難と判断し、辞職を決めたということです。

小川知事の辞職願は２２日午後、県議会の吉松源昭議長に提出される見通しです。

▼服部副知事
「昨夜、知事から秘書室に連絡があった。議会終了後に病院に来てもらいたいと指示があったので、話を聞こうと思います」

２２日に開会した県議会では、新型コロナ対策を柱とした過去最大の２兆円を超える県の新年度予算案が審議されることになっていて、小川知事の辞職は予算成立のめどが立つ３月下旬になるとみられます。