また勝てなかったソフトバンク工藤監督、コーチ陣に注文「正直に言うと工夫がない」

2021年06月10日

 ◇ソフトバンク1ー1広島(10日・ペイペイドーム)

 ソフトバンクは1番でスタメンの三森が同点三塁打を含むプロ初の4安打、1盗塁と孤軍奮闘したが、終盤の好機を生かせず今季11度目の引き分けに終わった。

 2年目左腕の玉村に三森以外は無安打に抑えられ6回まで無得点。7回は同じく左腕のルーキー森浦の前に三者凡退、8回も同じく左腕の塹江から三森が三塁打を放ったが、1死三塁から前日まで6試合連続出塁中の2番今宮、さらに3番栗原が凡退して勝ち越せなかった。

 9回は開幕から21戦連続無失点中の栗林を攻め、ボークもあり1死一、二塁のサヨナラ機を築いたが、代打長谷川、代打柳町が凡退。この3連戦は1勝2分けと勝ち越したとはいえ、初戦に続いて9回に走者を出しながらルーキー守護神に封じられる展開となった。

 試合後の工藤監督はコーチ陣に苦言を呈した。「正直に言うと、工夫がない。同じように打ち取られて、同じようにカウントを取られて、早め早めに、何を振ってはいけないかっていうのも打撃コーチでしっかりと言わないと。チームとして何を狙って打ちにいくのか。み んなしっかりやってることは分かっている。その上で一工夫、打撃コーチがしっかりと 」と厳しい口調で言葉をつなげた。その上で、8回の勝ち越し機を生かせなかったことについては「スクイズの選択もあったわけだから。あそこで1点取れなかったのは(8回1失点と好投した先発の)レイに申し訳ない」と話した。

 交流戦はヤクルトとの3連戦を残して5勝6敗4分け。引き分けはいずれも現在セ・リーグ4位以下のチームとの対戦でのもので、中日に勝った首位楽天とのゲーム差は2に広がった。

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