ソフトバンクのスタメンに捕手登録が3人 谷川原プロ1号、栗原9回同点弾

2021年06月19日

 ◇ソフトバンク5ー5日本ハム(19日・ペイペイドーム)

 ソフトバンクの6年目、谷川原健太捕手(24)が今季初昇格し「7番左翼」でプロ初出場。第2打席で初安打の初本塁打を放った。

 0-0の5回先頭で先制ソロ。カウント2-1から立野のスライダーをテラス席ではなくスタンドまで運んだ。2軍降格した柳町に代わって昇格し、いきなりの抜てきに応える大仕事。2回のプロ初打席では二ゴロに倒れていた谷川原は「1打席目は凡退してしまったので、次は絶対打ってやる、という気持ちで打ちました。(先発の)マルティネスが抑えている中で先制することができて良かった。プロ初ヒットがホームランと最高の形になって素直にうれしい」とコメントした。

 谷川原は捕手登録ながらファームでは投手以外の内外野もこなしており、今季2軍戦では捕手18試合のほか、二塁、左翼、右翼で出場。谷川原の昇格で1軍の捕手登録選手は甲斐、栗原、九鬼を含めた異例の4人体制となり、この日のスタメンには甲斐が8番捕手、栗原が3番三塁、谷川原が7番左翼で名を連ねた。甲斐とともに東京五輪代表メンバー入りした栗原は途中から左翼へ。甲斐は5、8回にそれぞれ二塁打、栗原は初回に安打、1点差の9回2死から同点ソロを放ち、チーム6安打のうち5本が捕手登録選手が放ったものだった。

 打線が低調で4連敗中のソフトバンクは谷川原のプロ1号が飛び出した5回に3連続押し出し四球もあり計4点を奪ったが、7、8回に救援陣が崩れて逆転された。土壇場で引き分けに持ち込んだものの、投打の歯車がかみ合わない悪循環が続いている。

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