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福岡市は所得が低い世帯を対象に、子どもの習い事の費用を助成する事業を２０２２年７月から始めると発表しました。

５月１０日に行われた会見で、高島市長はー

◆福岡市　高島市長
「生まれる環境に左右されることなく、子ども達の未来、可能性につながる事業になれば」

「子ども習い事応援事業」と銘打たれたこの事業は、福岡市に住む児童扶養手当や生活保護を受給している世帯のうち、小学５年生から中学３年生までの保護者を対象に子供１人あたり月額１万円分のクーポンを交付するものです。

クーポンは初期費用や月謝などに充てることができます。

習い事のジャンルに制限はほぼありませんが、事業者側が福岡市の専用サイトなどを通して事業参加の登録を行う必要があり、市は事業者の積極的な登録を呼びかけています。

交付期間は２０２２年７月から２０２３年３月までで、市は「来年度以降も事業を継続していきたい」としています。