2022/05/10 19:20
同居の義父を包丁で“殺害” 44歳カメラマンの男「正当防衛」で無罪主張 福岡地裁
2021年、福岡県宗像市で同居する義理の父親を刃物で刺して殺害した罪に問われている男の初公判が、5月10日に開かれました。
殺人の罪に問われているのは宗像市のカメラマン・菊池剛史被告(44)です。
起訴状によりますと菊池被告は2021年6月、同居していた義理の父親の花田繁伸さん(当時69)の腹を包丁で突き刺して殺害した罪に問われています。
10日、福岡地裁で開かれた初公判で、弁護側は菊池被告の行動について「殺意はなく正当防衛だった」として無罪を主張しました。
一方、検察側は冒頭陳述で事件の経緯について「妻から離婚を切り出されキッチンから包丁を取り出し制止に入った義理の父親を刺した」と指摘。
その上で「殺意があり正当防衛が認められるような状況には無かった」と主張しました。
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