2022/06/22 16:40
西鉄 中古バスを電気バスに改造「レトロフィット電気バス」 二酸化炭素削減に向けて 北九州
6月27日から北九州市でお客を乗せた実証実験も始まります。
西鉄が二酸化炭素削減に向け改造したバスをお披露目しました。
6月22日、北九州市の西鉄の営業所で公開されたバス。
見た目には普通のバスですが動き出すと・・・
◆リポーター
「今バスが動き出しました。普通のバスと違ってエンジン音がしないのですごく静かです。」
公開されたのはその名も「レトロフィット電気バス」。
住友商事が古いバスを台湾に送り、現地で最大手の電気バスメーカーと共同で電気バスに改造したもので、改造費用は約3000万円。
従来の電気バスよりも走行距離が長く、さらにはコストも抑えられるということです。
西鉄では今後、国内で改造することでさらに費用を抑え、高性能で低価格の電気バスの普及につなげ低炭素社会に向けたモデルケースを目指したいとしています。
◆西鉄 自動車事業本部・山口哲生技術部長
「公共交通のCO2の削減が大きな課題と思っているので、それに向けてスタートを切れた。地球に優しいバスだというのを理解していただきたい」
6月22日、お披露目されたレトロフィット電気バスは、27日月曜日から、実際に客を乗せた実証実験を小倉と黒崎・折尾間を中心に行うことにしています。
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