2022/06/22 16:00
4630万円誤送金 町職員7人に処分 町長は3カ月減給 「再発防止につとめていきたい」 山口・阿武町
山口県阿武町が町民1人に給付金4630万円を誤って振り込んだ問題で、町長らが減給3カ月などの処分を受けました。
阿武町は2022年4月、その後電子計算機使用詐欺の疑いで逮捕・起訴された町民の田口翔被告の口座にコロナ関連の給付金4630万円を誤って振り込み、ほぼ全額が引き出されていました。
誤って振り込んだ給付金は法的な手続きによって、ほとんどが回収できる見通しですが、町は管理・監督責任を問い、来月から3カ月間、花田憲彦町長を50%、中野貴夫副町長を40%、出納室長を10%の減給処分としました。
このほか、担当課の課長など4人を訓告などの処分としました。
町は、「今後も再発防止につとめていきたい」としています。
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