2022/06/22 19:30
いま政治に何を求める? 参院選・福岡 過去最多16人が立候補 有権者の声は
過去最多の16人が立候補した、福岡選挙区。
街の人は、いま政治に何を求めているのでしょうか?
◆タクシー運転手(67)
「いま物価高だから、その面はどうしてくれるのか」
◆会社員(34)
「電気代、食費に関してもそう。円安が全てではないと思うが、そこで何かしら是正してもらえれば、家計的には助かる」
◆会社員(49)
「ランチの値段も50~100円高くなっているので、財布が厳しくなっている。会社の賃金が上がっていないので、そのあたりを変えてくれるような政党がいい」
家計を切り盛りする買い物客はー
◆買い物客
「争点は物価高じゃないですか、このごろすごいから、値上がりが」
◆店側
「私たちも肥料や種、何でもすごいですよ、上がり方が。売る値段は前から同じなのに、本当大変ですよ」
原油高や円安の影響で止まらない、「物価の高騰」。
私たちの暮らしを直撃している物価高への対策を早くしてほしいという意見が、多く聞かれました。
また、子育て世代からは…
◆育休中の会社員(35)
「保育料が下がってくれたら子育てしやすいし、もう一人考えられるのかなと。働いていても、保育料とかで自分の給料が減ってしまったりとか。自分で育てたほうがいいけど、でも働かないとこの先やっていけないし」
◆2歳の子供を育てる30代
「所得が高い人は(支援が)少なくなったりとか、そういう点は不平等なのかなと思うので、みんなが平等になるような政策をしてもらえたら嬉しい」
一方、シニア世代からは…
◆年金受給者(64)
「何もかも上がっているので、年金は下がっているという人もいるので、消費税もとりあえず5%にした方が家計の助けになる」
そして、県内の観光地では、新型コロナで打撃を受けた事業者への支援を求める意見が多く聞かれました。
◆梅園菓子処 佐藤弘人さん(53)
「全国的に打撃を受けていると思いますので、まず内需、日本の方がしっかりと観光地に足を運んでくださることを期待しています」
日本は6月から、およそ2年ぶりに外国人観光客の受け入れを再開。
観光地では賑わいの復活を期待する一方で、こんな不安も…
◆土産物店の店主(79)
「このコロナ禍でたくさん外国人観光客に来られてまた悪い状況になったら困るし、徐々に観光地も人が増えていけばいいなと思う」
落ち着きつつある新型コロナ感染者が再び増加に転じないか、心配する声も聞かれました。
新型コロナ治療の最前線に立つ医師は…
◆福岡大学病院 救命救急センター 石倉宏恭センター長
「医療の立場からいうと、コロナのパンデミックは必ずまたいつか起こる。その時に慌てないように整備しておく危機管理が重要。感染に対しても、災害と同じような危機管理体制と設備の整備をすべきだと思っている」
そして、日本の未来を担う若者はー
◆大学生(23)
「若者が選挙に行きたくなるような政策が増えると嬉しい。生活が苦しい学生が友達にもいるが、苦しいながらもアルバイトとかたくさんしながら勉強を頑張っている子もいるので、生活が苦しい子にももう少し支援してほしい」
◆大学生(20)
「今回は出馬する人が多いなと感じます。自分も思うが、政治への関心が薄いなというのは感じていて、興味を持たせてくれる人がいたらきっと自分から行くだろうし、若者に着眼点を置いた政策もあったらいい」
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