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こんなに楽しいクラシック見たことない!笑撃のクラシックエンタテインメント!

TNC8チャンネル

おかげさまでパギャグニーニ福岡公演は、大盛況の内に終了いたしました。
ありがとうございました!

パギャグニーニとは?

パギャグニーニとは?

ヨーロッパから送られてきた映像を初めて見たとき、これはクラシック入門プログラムとは別物だと確信した。一部分だけを聴くと「クラシックの名曲を面白くカバーしたもの」と思うかもしれないが、全体を通して構成が非常に巧妙で、聴衆を飽きさせない仕掛けが至る所にあふれている。

オープニングの登場から「カルメン幻想曲」に入る流れが絶妙で、テンポアップすると彼らの超絶テクニックが披露され、「ここまで動いて楽器が弾けるのか?」と目を疑うほど跳び回る。スペインを拠点に活動しているだけあって、「カルメン」や次の「はかなき人生」はお手の物だ。独特の節回しをぜひ楽しんで欲しい。

バロックの名曲「メヌエット」「カノン」の変容ぶり、そのアレンジ力には脱帽だ。どちらもクラシックスタイルでスタートするが、やがてジプシー風、フラメンコ、ブルースバンドと畳み込むように演奏し会場を沸かせる。

パギャグニーニとは?

後半にはモーツァルトやパガニーニに混ざってイギリスのロックバンドU2と、フランスのミュージシャン、セルジュ・ゲンズブールの名前が並んでいる。このプログラムこそパギャグニーニの白眉と言える名場面で、誰も見たことがない光景が繰り広げられる。

ラストはパギャグニーニのパガニーニで締めくくる。オリジナルは独奏ヴァイオリンのための曲だが、パギャグニーニのアレンジはとてつもなく激しい。まるでロックのようだ。4本の弦楽器で演奏しているとは思えない迫力で迫ってくる。

パギャグニーニは全く新しいエンターテインメントだ。彼らのブームはすぐそこまで来ている。

パギャグニーニとは?
福岡公演概要

福岡公演概要

日程 2016年1月10日(日)15:00開演(14:30開場)
会場 アクロス福岡シンフォニーホール
料金 全席指定 一般4,500円、子ども(3歳~大学生)2,000円(税込)
※3歳未満入場不可
チケット 本公演は終了しました。
プレイガイド アクロス福岡チケットセンター ℡: 092-725-9112
チケットぴあ ℡:0570-02-9999 (Pコード275-591)
ローソンチケット ℡:0570-084-008 (Lコード88654)
主催 TNCテレビ西日本
特別協賛 株式会社ピエトロ
お問合せ テレビ西日本 事業部 TEL:092-852-5507
プロフィール

プロフィール

PAGAGNINI(パギャグニーニ)

PAGAGNINI(パギャグニーニ)

スペイン・マドリードを中心に活動する、クラシック音楽をベースにした弦楽四重奏によるパフォーマンス集団。圧倒的なテクニックとユニークな演奏スタイルでヨーロッパでは既に人気が定着。ニューヨークや南米、アジアでの公演を重ね、2013年に初来日を果たした。

リーダーのアラ・マリキアンは、クラシックのヴィルトゥオーソながら、ジャズやタンゴ、フラメンコのアーティストとのコラボレーションや映画音楽の録音も多く、その多彩な活動から生まれたユニットが「パギャグニーニ」である。

誰もが楽しめるクラシック・コメディ・エンターテインメントを目指し、パギャグニーニはスタジオや劇場で活躍する腕利きのプレイヤーを集め結成された。常にステージや客席を動き回り、観客の意表を突くノンストップのステージは、今もなお進化を続けている。

[Member]
Ara Malikian(Vn) アラ・マリキアン
Eduardo Ortega (Vn) エドゥアルド・オルテガ
Fernando Clemente(Vn) フェルナンド・クレメンテ
Gueorgui Fourdnajev(Vc) ゲオルギ・フォウルドナヘブ

Ara Malikian(アラ・マリキアン)

Ara Malikian(アラ・マリキアン)

レバノン出身、アルメニア人の家庭に生まれる。幼少期にヴァイオリンを始め、早くから才能を認められていたが、戦争のため防空壕の中での勉強を強いられる。

12歳で初めてのコンサートを行い、14歳になるとドイツのハノーファー音楽大学へ留学。その後、ギルドホール音楽演劇学校で研鑽を積み、フランコ・グッリ、ルッジェーロ・リッチ、イヴリー・ギトリス、ヘルマン・クレッパース、アルバン・ベルク四重奏団のメンバーに師事。メンデルスゾーン国際コンクール(1987年、ドイツ)とパブロ・サラサーテ国際コンクール(1995年、スペイン)で優勝した他、ジノ・フランチェスカッティ国際コンクール、東京国際音楽コンクール(1995年)などで入賞を果たす。

レパートリーは幅広く、主要な協奏曲やソナタの他、現代の作曲家(フランコ・ドナトーニ、ロリス・チェクナヴォリアンなど)の初演も数多く手掛けている。

既に、ニューヨーク(カーネギーホール)、パリ(サル・プレイエル)、ウィーン(楽友協会ホール)を始めとする5大陸、40カ国以上でコンサートを行っている他、映画音楽の録音にも参加。近年は、アルメニア人としての音楽的ルーツを探求しながら、中東・中央ヨーロッパ・ラテンといった地域の音楽文化にも関心を高め、リズミカルでエモーショナルな演奏で好評を得ている。

ツアースケジュール

ツアースケジュール

2016年1月
熊本公演 08日(金)19時 熊本県立劇場(熊本市)
直方公演 09日(土)15時 ユメニティのおがた (直方市)
福岡公演 10日(日)15時 アクロス福岡シンフォニーホール(福岡市)
山口公演 11日(月)15時 山口市民会館(山口市)
日田公演 13日(水)19時 パトリア日田(日田市)
佐賀公演 16日(土)15時 佐賀市文化会館(佐賀市)
筑後公演 17日(日)17時30分 サザンクス筑後(筑後市)
東京公演 19日(火)15時/19時 Bunkamura オーチャードホール(東京都)
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