フェンスよじ登って雄たけび、ガッツポーズ 1カ月ぶり2戦連勝のソフトバンクで光った真砂

2021年07月04日

 ◇日本ハム0-5ソフトバンク(4日・沖縄セルラースタジアム那覇)

 投打がかみあったソフトバンクが1カ月ぶりに2試合連続白星を挙げた。

 4回1死満塁で甲斐が先制打。なお満塁のチャンスで谷川原が押し出し四球を選び2点目を挙げた。5回は1死満塁で明石が適時打を放ち5月16日以来の打点を挙げ、6回は柳田が右前適時打、7回は今宮が適時三塁打。すべて異なる打者による4適時打とまんべんなく快音を重ね、5回無失点と粘り強く投げた先発のレイ、リリーフ陣を援護した。

 6番中堅でスタメンの真砂は守備でファンを魅了した。3点リードの5回、1死から浅間が放った右中間深くへの打球に背走。目いっぱい腕を伸ばしてキャッチし、勢い余ってフェンスをよじ上り雄たけび、ガッツポーズを繰り出した。フェンスから降りた後も興奮気味にガッツポーズ。マウンドのレイも両手を挙げて好プレーに感謝した。

 真砂は4回に好機を広げる右前打を放ち、スタメンで出場した試合は4試合連続安打。今カードは柳田を右翼で起用、長谷川の足の状態などもあり相手先発が2試合とも右腕ながら先発起用され、好守でアピールした形となった。

 ソフトバンクの2試合連続白星は6月5、6日の阪神戦以来で、勝ち越しは3カードぶり。首位オリックスとの4・5ゲーム差は変わらず、2位楽天との差は0・5ゲームに縮まった。

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