打線低迷のソフトバンクでアピール合戦 初の1軍狙うリチャード「無心」で先制打

2021年07月27日

 ◇エキシビジョンマッチ ソフトバンク-DeNA(27日・ペイペイドーム)

 後半戦で初の1軍昇格を狙うソフトバンクのリチャードが、チームにエキシビジョンマッチ初得点をもたらした。

 4番三塁で先発出場。初回、相手のミスも絡んだ2死三塁の先制機で坂本のフォークを捉え左中間を破る適時二塁打を放った。「エキシビジョンマッチだけど、久しぶりのペイペイドームでの試合。緊張で無心での打席になりました。なんとか結果が出て良かったです」とホッとしたようにコメント。「ファームで取り組んできたことを結果として出せるように頑張っていくだけです」と気を引き締めた。

 リチャードはウエスタン・リーグで10本塁打、45打点がいずれもトップ。打率は2割2分7厘と苦しんでいるが、右の強打者として常に昇格後補に名前を挙げられている。首脳陣からはメンタル面の課題を指摘されてきただけに、五輪中断期間に訪れたアピールチャンスを生かして1軍への切符をつかむことができるか、注目される。

 この日の試合では今月上旬に阪神から移籍した中谷が初回に2ラン、同じく今月加入の新外国人アルバレスが2安打1打点といずれも右打者の新戦力がアピール。打線が振るわず前半戦で勝率5割にとどまったチームにとって後半戦へ向けての課題は明白で、五輪出場メンバー不在の中でアピール合戦がさらに激しくなりそうだ。

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