ソフトバンク高橋純、実戦復帰でパーフェクトにも納得せず「150キロはマスト」

2021年06月17日

 ◇ソフトバンク(3軍)ー火の国サラマンダーズ(17日・タマスタ筑後)

 右手指骨折でリハビリ中のソフトバンク高橋純平投手(24)が1カ月半ぶりに実戦復帰した。

 救援で1イニングを投げて1回無失点。最速148キロ、14球で三者凡退のパーフェクト投球だった。

 実戦マウンドは離脱前の5月4日、1軍楽天戦以来。「全球種をチェックして1イニング投げられたのは収穫かなと思う」と振り返った右腕は、負傷後初めて打者相手に投げた12日のシート打撃で計測した147キロより最速はアップしたものの納得はしていない様子だ。

 「148キロは自分の中で結構力を入れた球だったけど150キロ台に乗っていない。1軍の中継ぎに入るには150キロ以上はマストなので、まだまだかなと」

 オープン戦終盤で1軍に合流し好投、そのまま開幕1軍入りした今季は離脱までに10試合に登板して防御率0.00(失点は1)。4月の試合で最速155キロをマークするなど、平均球速は150キロに迫っていただけに現状ではまだ復調の途上といえる。

 「状態はもう100パーセントに近いけど、技術的に足りないところがある。これから投げる中でレベルアップできたら」

 火の国サラマンダーズの4番は元ソフトバンクの吉村裕基。楽しみにしていたという対戦は吉村の途中交代で実現しなかったが、零封で先輩に成長の跡を見せた。

 「結果的に無失点に抑えられてよかったです」

 1軍では離脱した森に代わって抑えを務める岩嵜をはじめ、右腕では津森、板東、松本らがブルペンを支える。高橋純は再びその1軍枠へ入り込むため、ストレートの球速を上げながら全体のレベルアップを図るつもりだ。

 (TNC「ももスポ」17日オンエア・YouTube「ももスポチャンネル」より/取材=米多祐樹)

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