ソフトバンク柳田「体勢ぐちゃぐちゃ」でもミラクル2発 通算5度目の20号到達

2021年07月11日

 ◇ソフトバンク7-4オリックス(11日・ペイペイドーム)

 ソフトバンクは9試合ぶりに3番に入った柳田が勝ち越しソロを含む2本塁打を放ち、本拠地では5月28、29日巨人戦以来の2連勝に導いた。

 高卒2年目でリーグ最多タイの9勝目を挙げている左腕、宮城との初対戦。2-2から2点を勝ち越された後の6回、先頭で初球スライダーを右翼席へ運ぶ2戦連発の20号ソロを放った。「タイミングは全く合いませんでしたが、バットの軌道が良く、芯に当たりホームランになりました」。2年連続5度目の20号に続き、同点となって迎えた8回は2番手ヒギンスから2球目を右中間席へ。モイネロが1死満塁のピンチを必死でしのいだ直後の一発から、この回一挙4点を奪い勝負を決定づけた。

 逆転V弾を放った前夜に続き2試合連続でお立ち台に上がった柳田は「奇跡が起きました」とコメント。1本目のアーチを「その前の(3回の)打席でチャンスをつぶしてたんで自分の納得いくバッティングをしたいなと。体勢はぐちゃぐちゃだったけど奇跡が起きました」と振り返り、2本目も「体勢はぐちゃぐちゃだったけど、奇跡が起きました」と振り返って笑わせた。

 プロ初スタメンだった前夜の7番から2番に上がった野村が3回に適時打でプロ初打点を挙げ、1番三森は7回の同点二塁打を含む2安打。若手が躍動する中で主砲の貫録を見せた柳田は「若いエネルギーが充満しているので、吸って吸ってパワーにしたい」とギータ節全開だった。

 ソフトバンクは4試合ぶりの貯金1。首位オリックスとの3連戦に勝ち越してゲーム差を3・5に縮め、12日から2位楽天を本拠地に迎えて前半戦ラストの3連戦に臨む。

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