ソフトバンク試合中にナインが泣いた 引退長谷川の最終戦で劇的な展開

2021年10月19日

 ◇ソフトバンク-日本ハム(21日・ペイペイドーム)

 今季限りで現役引退するソフトバンクの長谷川勇也外野手(36)が引退選手特例により1日限りで出場選手登録され、終盤に松田の代打で出場した。

 ソフトバンクは負ければクライマックスシリーズ進出が完全消滅する一戦。0-0のまま迎えた7回1死二塁、スタンドの大きな拍手に包まれて打席へ向かった。

 15年の現役生活を締めくくる打席。ベンチでは柳田が両手を握り締めて祈るような表情を見せ、自主トレをともにした弟分の中村晃も緊張感を漂わせた。感慨に浸ることもなく好機でバットを構えた「打撃職人」はルーキー伊藤の前に一ゴロに倒れたものの、執念のヘッドスライディングで一塁へ滑り込みアウトになった。

 ベンチへ戻ると防具をたたきつけて悔しがる長谷川。その直後、執念の一打で長谷川が進めた走者を三塁に置いて甲斐が先制の2ランを放った。ベンチの長谷川はこらえきれず号泣し、甲斐や栗原も目に涙を浮かべた。

 ソフトバンクはこの試合が本拠地最終戦。今季限りでの辞任が明らかになっている工藤監督にとっても7年間の監督生活でレギュラーシーズン最後の本拠地での指揮となる。

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