11月18日「ピタッと。TNCまつり」でお披露目された絵本「ぼくのともだちはひまわり」
紛争や貧困が続く地域で壁に絵画を描き、人々を励ますプロジェクトを手掛けるミヤザキケンスケ氏。「世界中の人々を笑顔にしたい」と活動していましたが、その中のひとつウクライナ・マリウポリで現地の子供たちとウクライナ童話「てぶくろ」をモチーフに小学校の壁に描いたものは、ロシアの砲撃により銃弾が打ち込まれ破壊されてしまいました。
絵本プロジェクトでは、ウクライナのシンボルであるひまわりをテーマに絵本を作り、福岡の地からウクライナに、全国に平和への想いを届けます。完成した絵本は、2023年11月18日(土)、19日(日)のTNCまつりにてお披露目し、当日は、TNCアナウンサーによる絵本読み聞かせ会を行いました。
1978年佐賀市生まれ、佐賀北高校卒。筑波大学大学院修士課程芸術研究科を修了後、ロンドンへ渡りアート制作を開始。Super Happyをテーマに、見た瞬間に幸せになれる作品制作をしています。現在世界中で壁画を残す活動「Over the Wall」を主催し、2015年ケニアのスラム街、2016年東ティモールの国立病院、2017 年ウクライナでのUNHCRとの共同制作、2018年エクアドルの女性刑務所、2019 年ハイチでの国境なき医師団との共同制作など現地の人々と一緒に壁画を描いています。その活動が評価され、英語の教科書「CROWN」や美術の教科書で取り上げられました。
絵本のメインのページは、福岡の子どもたち、ウクライナ人留学生と共同制作しました。物語の最後は、ひまわり【ウクライナの平和の象徴】が咲きほこります。