ソフトバンク甲斐野、1軍復帰への道は最終段階に 手術明け初の2日連投

2021年06月24日

 ◇ウエスタン・リーグ ソフトバンク―阪神(24日・タマスタ筑後)

 昨年12月に右肘の手術を受けた甲斐野央投手(24)が実戦復帰後初めて連投した。

 1回無失点だった23日の同カードに続いての登板。先発で7回1失点だったスチュワートの後を受けてマウンドに上がり、1回2失点(自責点1)だった。2死から安打と四球で満塁のピンチを背負い、陽川に同点打を献上。味方エラーも絡んで2点を失った。

 甲斐野は新人だった2019年にチーム最多の65試合に登板し、オフは侍ジャパンでも活躍。さらなる飛躍が期待された20年春季キャンプで右肘を痛め、7月の2軍戦を最後に実戦で投げないまま12月にメスを入れた。今年5月8日に3軍戦で実戦復帰し、5月29日の2軍戦初登板ではプロでの自己最速に並ぶ158キロをマーク。5試合目までは間隔を空けて投げ、投げた後の状態なども慎重に確認しながら6、7試合目の連投までこぎつけた。

 実戦復帰した3軍戦から2軍戦初登板までの間に投球の際の腕や足の使い方を修正。「あのフォームにたどり着けたのは自分の体のことを知ったから」という、自分とじっくり向き合ったフォームで復活への準備を進めてきた。失点したとはいえ1軍昇格への必須条件だった連投テストを終了。登板翌日のコンディションに問題がなければ、戦列復帰への道のりは最終段階に入っていくことになりそうだ。

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