人々が寝静まった１月７日午前２時前ー

北九州市若松区の船に設置されていた防犯カメラの映像。

停泊していた釣り船に現れた不審な人物。

手慣れた様子で何かを引っ張っているようにも見えます。

Ｑ．映っている人に心あたりは？
◆釣り船の持ち主
「自分はないですね。その人全然知らない人ですね」

船の持ち主が確認すると、船と岸をつなぐロープがほどかれ、雨を防ぐためのシートの一部が切られていたといいます。

さらに周辺では同じような被害がー。

◆記者リポート
「防犯カメラの映像が撮影されたのはあちらの船なんですが、すぐ近くのこちらの船でも同様の被害が確認されています」

別の釣り船は、船と岸をつなぐロープが切断されていました。

船内を調べると、魚をすくう「たも網」が２本盗まれていて、発覚を防ぐためか、防犯カメラやセンサーライトは壊されていました。

被害にあったのは、防犯カメラにあの不審な人物が映ったのと同じ１月７日でした。

◆釣り船の持ち主
「完全に怒りですね。被害額自体はそんなにないんですけどショックで、気になって。そのあとも見に来ないといけない」

被害にあった男性らは、警察に防犯カメラの映像とともに被害届けを提出。

警察は窃盗の疑いで捜査しています。