大野城市2人死亡火事 母親の顔に殴られたような痕 親子間トラブルか 福岡県

2023年02月08日


福岡県大野城市で88歳の母親と64歳の息子が死亡する火事があり、母親の顔に殴られたような痕があったことから、警察は親子間のトラブルがあったのではないかとみて調べています。

警察などによりますと、6日午後、大野城市旭ヶ丘の住宅で、寝室の一部を焼く火事があり、この家に住む田中喜久枝さん(88)と息子の信一さん(64)が病院に搬送されましたが死亡が確認されました。

喜久枝さんの死因は高温の煙を吸い込んだことによる「焼死」、信一さんの死因は一酸化炭素中毒でした。

さらに、喜久枝さんの顔には何度も殴られたような痕があり、顔面の骨折も確認されました。

死亡した2人をめぐっては、過去に警察に対して親子トラブルの相談が寄せられ、警察が「高齢者虐待」として市に通報していたということです。

関係者によりますと、信一さんは病気で入退院を繰り返していたという証言もあり、警察は、2人の間に何らかのトラブルがあったとみて詳しい経緯を調べています。

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