バーチャル空間で電車やバスに乗れる 西鉄が新アプリ「にしてつバース」 25日サービス開始

2023年02月22日


日本の鉄道・バス会社では初めての試みです。

西鉄が2月25日にサービスを開始する、新たなアプリを報道陣に公開しました。

このアプリ、バーチャル空間で鉄道とバスの博物館をめぐることができます。

22日に西鉄が報道陣に発表したのは、2月25日からサービスが始まる「にしてつバース」という新アプリです。

仮想空間「メタバース」上に作られた鉄道・バスの博物館を疑似体験できるアプリです。

鉄道・バス会社では日本で初めての試みで、約5カ月かけて開発されました。

◆記者リポート
「すごいです。アプリの中に入ると、バーチャル空間に作られた博物館を自由に動き回ることができます」

かつて西鉄大牟田線を走り、今では貝塚線でしか見ることができなくなった「600形」の車両は、形だけでなく色や質感まで忠実に再現されています。

また、本物の博物館さながらに展示品の説明も読めるほか、列車に乗り込み、細部にまでこだわった車内を歩く疑似体験も可能です。

◆記者リポート
「実際に電車の中もリアルに再現されていて、電車の中も歩くことができるんですが、運転席も乗れるということで、体験してみたいと思います」

運転席も本物を忠実に再現していて、実際にアクセルやブレーキなど、様々な操作を体験することができます。

◆記者リポート
「このボタンを押すと…ワイパーが動き出しました。このボタンはドアの開閉ができるということで、押してみたいと思います」

動かすだけでなく、音もリアルに再現されている「にしてつバース」では、バスも電車同様に操作できます。

西鉄の狙いは、このアプリで西鉄ファンを増やし、実際に電車やバスに乗車してもらうこと。

年間の利用者目標は3万6000人で、季節ごとに展示を変えるほか、鉄道祭りなど実際のイベントとの連携も検討しているということです。

にしてつバースは、2月25日にサービス開始予定(iPhone)です。(Androidは近日公開予定)

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