福岡県北九州市で車のサイドミラーをへし折った疑いで、警察は２０日、４７歳の男を逮捕しました。

男は「むしゃくしゃしていた」と供述しています。

北九州市小倉北区重住の駐車場に設置された防犯カメラの映像。

３月５日正午過ぎ、黒っぽい服を着た男が現れました。

男はまっすぐシルバーの車に近づきます。

すると次の瞬間、運転席側のサイドミラーにプロレス技のエルボーやヘッドロックのような行為をして立ち去りました。

さらにー

今度は別の白い車に近づくと、サイドミラーをまたヘッドロックのように抱え込みます。

するとー

サイドミラーはへし折られてしまいました。

そのまま小走りで現場から逃げていく男。

警察はこの防犯カメラの映像などから、男が北九州市小倉南区のパート従業員八尋孝則容疑者（４７）だったと特定し、２０日、器物損壊の疑いで逮捕しました。

八尋容疑者は警察の調べに対し、

「むしゃくしゃしていた」
「見知らぬ車のサイドミラーを手で力任せにへし折って壊したことは間違いありません」

こう容疑を認めているということです。

サイドミラーを折られた車の持ち主はー

▼車の持ち主
「安心しているというところ。（八尋容疑者には）とにかく早く更生して人に迷惑掛けないように人生生きてくださいということだけですね」

警察は犯行の動機などについて詳しく調べています。