「ららぽーと福岡」開業1周年 “予想超える客足” 平日も来店客でにぎわう インバウンドにさらなる期待

2023年04月25日

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福岡市の商業施設「ららぽーと福岡」がオープンして4月25日で丸1年を迎えました。

大型連休が迫るなか、開業以来「予想を上回る客足」が続いているようです。

◆記者リポート
「ららぽーと福岡は開業から1年が経ちました。平日の昼ですが、今日も多くの人で賑わってます」

◆沖縄県からの観光客
「沖縄から来ました。いろいろ店があって結構いいなと思った」

◆福岡県内在住の客
「1カ月に2回ぐらい(来る)。なんでもそろうのがいいかな。そしてオシャレ」

九州で初進出となった「ららぽーと福岡」。

約220もの店舗が入り、親子連れなどが1日楽しめる大型商業施設です。

◆三井不動産商業マネジメント 飯高寿樹さん
「福岡市内の方はもちろん、国内外問わず、福岡の観光スポットとして館内にぎわっている」

オープンから1年、運営会社の予想を超える客足だといいます。

その好調の要因はー

◆記者リポート
「いただききます。しじみがかなり濃厚です。スープは塩味がきいていてすごくあっさり上品な味わいになっています」

島根県の宍道湖産のシジミをふんだんに使い、スープは最後まで飲み干せると評判のラーメン店・琥珀の「特製しじみ中華そば」です。

ミシュランガイド東京では、質の高い料理を安い値段で出す「ビブグルマン」として3年連続掲載されています。

好調の理由は、九州や県内初出店などの飲食店21店舗が並ぶフードコートです。

座席数は約1450席あり、九州最大級。

近くにレストランも並び、買い物客を飽きさせません。

そして、開業2年目の課題に挙げているのはインバウンドのさらなる獲得です。

この日も観光バスが乗りつけ、大勢の外国人客がやってきました。

◆外国人観光客
「韓国から買い物できました」

◆外国人観光客
「台湾です。社員旅行です。日本のブランドがそろっていて買いたいです」

海外の買い物客に人気だというのが博多織の店です。

◆サヌイ織物 平松優美さん
「最近になると、もう外国の方ですね。すごく増えてきた印象」

4月に訪れた客の約3割が外国人で、にわかの面がデザインされたポーチなどが土産品として喜ばれているといいます。

◆サヌイ織物 平松優美さん
「福岡の伝統工芸品を伝えていって、世界に知ってもらえるように頑張っていきたい」

5月8日からは現在の水際対策がなくなり、期待されるのがインバウンドの本格的な復活です。

ららぽーと福岡では韓国語・中国語・英語の案内を増やすなど、受け入れ態勢の強化を計画しています。

◆三井不動産商業マネジメント 飯高寿樹さん
「多くのお客様が来ることを想定して、インバウンド対策を加速して進めていきたい」

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