“新入り”イワシ1万匹が大移動 愛媛から福岡へ マリンワールド海の中道

2023年05月10日

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福岡市の水族館・マリンワールド海の中道に「1万匹」が仲間入りです。

5月9日 午後5時。

福岡市のマリンワールド海の中道に到着した活魚トラック。

荷台の生け簀で大切に運ばれてきたのは、体長10センチほどのマイワシです。

その数、約1万匹!

愛媛県で水揚げされ、はるばる8時間かけてやってきました。

1万匹のイワシは、マリンワールドの見せ場のひとつである外洋大水槽に新たな仲間として加わります。

大水槽では、2万匹のイワシが飼育されていますが、寿命で死んだり他の魚に食べられたりして数が減るために、毎年、大量に補充しています。

トラックの生け簀から大水槽まで傷をつけずに運ぶため、まずは移動用のタンクにイワシを移します。

◆リポーター
「イワシは魚へんに弱いと書きますが、文字通りとてもデリケートということで、傷つけないよう一気に移さず、職員たちがバケツリレーで少しずつ移していきます」

今回は特別に、取材したリポーターも、作業を手伝わせてもらいました。

◆リポーター
「おぉ・・・かなり重たいですし、スピードも必要なので、とても神経を使います。本当に地道で・・・はい!ありがとうございます!気の遠くなるような作業です。バケツ何杯分くらいなんですか?」
◆職員
「100杯以上だと思います。正直、数えていないです」
◆リポーター
「地道な作業ですが、一番イワシに負担がかからない方法だということで、職員の皆さんの愛が感じられます」

1万匹のイワシを約1時間半かけてタンクに移し替え、その後は専用のクレーンで大水槽へと移動します。

吊り上げたタンクをゆっくり沈めると…。

新入りのイワシたちは、列をなすように一斉に飛び出して、水槽に元から居た群れに合流し悠々と泳ぎ出しました。

1万匹の仲間が加わってさらに迫力を増したマリンワールドのイワシの群れは、早速10日から公開されています。

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