福岡県の飯塚市議会で、日本維新の会に所属する男性市議が女性市議に対し、ＹｏｕＴｕｂｅで“セーラー服を着てしゃべれば再生回数が伸びる”という趣旨の発言をしていたことが分かりました。

＜飯塚市議会公式ＨＰより＞
◆藤間隆太 飯塚市議
「たとえば、金子議員がＹｏｕＴｕｂｅで真面目に話をしても再生数２００、３００、４００くらいだと思います。一方で、金子議員がセーラー服を着てしゃべれば、３０００～５０００いくんじゃないかと」

５月３０日に開かれた飯塚市議会の協働環境委員会。

男女共同参画の啓発方法として、インターネットをどう活用するかという議論の中で飛び出した「セーラー服」発言。

問題の発言をしたのは、日本維新の会の藤間隆太飯塚市議（３５）で、４月の市議選では２位の得票で初当選を果たしたばかりでした。

藤間市議は３０日の委員会の中で、傍聴席にいた金子加代市議（５７）を名指ししてハラスメントともとれる発言をしました。

藤間市議本人を直撃するとー。

◆日本維新の会　藤間隆太 飯塚市議（電話取材）
「限られた予算の中でインターネットでバズる、少ない予算で多くの方に知って頂く例えの中で、不適切なワードを使ってしまいました。当事者に対して深く反省すると共に、発言を見聞きされた方、不快に思った方に対し謝罪をしたい」

藤間市議はすでに金子市議本人に謝罪していて、６月２０日に開かれる飯塚市議会の定例議会で改めて正式な謝罪を行いたいとしています。