異例の選挙戦 福岡県町村会長に水巻町長・美浦氏 大任町長・永原氏は「2票差」で5期目逃す

2023年06月06日

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福岡県内31町村の首長で構成される福岡県町村会の会長のポストをめぐり、6日、異例の選挙が行われました。

福岡県町村会の会長は、31町村の課題や要望を国などに伝える重要な役割を担います。

過去に18年務めた会長が汚職事件で逮捕されたことから、権力の集中を防ぐために1期2年の4期が原則です。

しかし、現在の会長である大任町の永原町長が5期目を目指すとしたため、記録が残る1989年以降初めての選挙戦となりました。

水巻町の美浦町長は、永原町長の5期目に異議を唱え、今回の会長選に臨みます。

◆水巻町 美浦喜明 町長
「規約はやっぱりきちんと守っていかないといけない。それが筋。少なくとも町長・町民の代表で集まっている組織の中で、それを私は示していきたい」

永原町長に対しては、町発注の公共工事の入札結果を非公開にしていたことが国や県から「違法」と指摘されるなど、その対応に否定的な考えを持つ首長もいる中、今回の会長選に関係者の注目が集まっていました。

そして、6日の選挙の結果、2票差で水巻町の美浦町長が町村会の会長に選ばれました。

◆水巻町 美浦喜明 町長
「会長任期1期2年4期までという主張を、多くの方が支持をして頂いた」

一方、5期目を逃した大任町の永原町長は報道陣の取材に応じず、会場を後にしました。

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