バーベキューの火で18歳死亡 17日に保護者説明会開催へ 警察は消毒用アルコールなど押収 福岡県

2023年06月12日


福岡県柳川市の専門学校でバーベキュー中に火が引火し18歳の学生1人が亡くなった事故で、保護者向けの説明会が6月17日(土)に開かれることが分かりました。

◆事故現場にいた生徒の 保護者
「一気に火が生徒に燃え移って。みんなで飲み物とかをかけて消そうとしていたらしいけど、それでも消えなくて。はっきり言って見殺し状態」

こう話すのは、子供が柳川市のハリウッドワールド美容専門学校に通う保護者。

この学校では5月、全校生徒など約480人が参加したバーベキューで、20代の男性教員が火の弱まったコンロに消毒用アルコールを入れたところ、一気に炎上し、近くにいた学生4人に燃え移り、18歳の男子学生1人が亡くなっています。

さらに、事故の発端となった消毒用アルコールは、学校の男性理事長が自ら最初の火起こしのときに使用していました。

◆事故現場にいた生徒の 保護者
「学校に不信感がある。結果的には亡くなったので、学校の責任は重大」

学校の責任を問う保護者。

5月24日の事故発生から3週間近くが経つ中、学校側がようやく17日に保護者向けの説明会を開くことが新たにわかりました。

人災とも言えるずさんな対応が引き起こした今回の事故。

亡くなった18歳の男子生徒は小学生の頃から「美容師になって家族の髪を切って笑顔にしたい」と話していたといいます。

◆亡くなった生徒の友人
「約束があって、高校卒業して給料が入ったら飲みに行こうと、そのときに再会すると思っていたけど、こんな感じで再会すると思っていなかった」

警察は今回の事故について、業務上過失致死傷の疑いで捜査していて、すでに理事長などから話を聞いているほか、使用された消毒用アルコールも押収しているということです。

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