“強盗殺人”逮捕の女3人 被害者の妹“10数年間、金を渡していた” 知人親子“大金使った形跡” 福岡

2023年08月21日

今年6月に福岡県水巻町で起きた強盗殺人事件で、被害女性の妹ら逮捕された女3人の関係性が少しずつ明らかになってきました。

事件が発覚したのは今年6月5日。

福岡県水巻町二東の町営住宅で、この家に1人で住むパートの辻つぐみさん(当時52)が遺体で発見されました。

つぐみさんは、両手と両足を結束バンドで縛られた状態で1階の居間に倒れていたといいます。

司法解剖の結果、死因は首を圧迫されたことによる“窒息死”と判明。

警察は殺人事件と断定し、捜査本部を設置していました。

◆折尾警察署 柿坂太 署長(8月18日の会見)
「本日、被疑者3人を強盗殺人容疑で通常逮捕いたしました」

◆捜査一課 橋本浩輔 課長(8月18日の会見)
「被疑者の辻和美容疑者については、被害者・辻つぐみさんの妹です」

逮捕されたのは、住所不定・無職の辻和美容疑者(51)、岡村恵美容疑者(46)とその娘の岡村愛香容疑者(24)の3人。

岡村恵美容疑者と和美容疑者は、約20年前からの知人でした。

3人は共謀し、つぐみさんを殺害した上、預金通帳などを奪った疑いが持たれています。

◆捜査一課 橋本浩輔 課長(8月18日の会見)
「(強盗殺人の)実行行為者については、辻和美容疑者とみています。残り2名(岡村容疑者親子)は現場に立っておりません」

犯行の“実行役”は和美容疑者。

岡村容疑者親子は、現場への送迎や、犯行に使用する結束バンドなどの購入を担当したとみられています。

親子の自宅近くに住む人はー

◆岡村容疑者親子を知る人
「親御さん(恵美容疑者)の方は、ちょっと暗い感じかな」

Q.2人は仲良かった?
◆岡村容疑者親子を知る人
「仲良いのでは。2人で犬を抱いて散歩に行くと言って(外に)出ていた」

一方、実の姉を殺めた和美容疑者は、事件当時、家を持たず、北九州市八幡西区の公園などで野宿生活。

25年も連絡を取っていない知人に“ある電話”をしていました。

◆和美容疑者の知人
「10年前に電話しただけ。『お金貸してくれんかね』の電話」

和美容疑者は、この知人以外に対しても、突然電話をかけては金を要求していました。

そして事件の直後、つぐみさんの通帳を使い、銀行で現金70万円余りを引き出したとされていますが、9日後の6月11日、コンビニで捜査員に職務質問された時には、わずか「1000円」しか持っていませんでした。

引き出した金を短期間で全部使ってしまったのでしょうか?

捜査関係者はー

◆捜査関係者(取材による)
「岡村容疑者親子が、事件後に大金を使った形跡がある」

和美容疑者が引き出した現金の大半が岡村容疑者親子に渡って、使われた形跡があるというのです。

また、和美容疑者は、岡村恵美容疑者に10数年間、さまざまな名目で金を渡していたとみられるということです。

2カ月以上に及ぶ捜査で見えてきた容疑者たちの関係性について、捜査幹部はー

◆捜査幹部(取材による)
「岡村恵美容疑者が、犯行の『策士』だった」

捜査本部は、岡村恵美容疑者が首謀者として計画を立て、和美容疑者を言葉巧みに誘い込んで犯行に及んだとみて調べを進めています。
今年6月に福岡県水巻町で起きた強盗殺人事件で、被害女性の妹ら逮捕された女3人の関係性が少しずつ明らかになってきました。

事件が発覚したのは今年6月5日。

福岡県水巻町二東の町営住宅で、この家に1人で住むパートの辻つぐみさん(当時52)が遺体で発見されました。

つぐみさんは、両手と両足を結束バンドで縛られた状態で1階の居間に倒れていたといいます。

司法解剖の結果、死因は首を圧迫されたことによる“窒息死”と判明。

警察は殺人事件と断定し、捜査本部を設置していました。

◆折尾警察署 柿坂太 署長(8月18日の会見)
「本日、被疑者3人を強盗殺人容疑で通常逮捕いたしました」

◆捜査一課 橋本浩輔 課長(8月18日の会見)
「被疑者の辻和美容疑者については、被害者・辻つぐみさんの妹です」

逮捕されたのは、住所不定・無職の辻和美容疑者(51)、岡村恵美容疑者(46)とその娘の岡村愛香容疑者(24)の3人。

岡村恵美容疑者と和美容疑者は、約20年前からの知人でした。

3人は共謀し、つぐみさんを殺害した上、預金通帳などを奪った疑いが持たれています。

◆捜査一課 橋本浩輔 課長(8月18日の会見)
「(強盗殺人の)実行行為者については、辻和美容疑者とみています。残り2名(岡村容疑者親子)は現場に立っておりません」

犯行の“実行役”は和美容疑者。

岡村容疑者親子は、現場への送迎や、犯行に使用する結束バンドなどの購入を担当したとみられています。

親子の自宅近くに住む人はー

◆岡村容疑者親子を知る人
「親御さん(恵美容疑者)の方は、ちょっと暗い感じかな」

Q.2人は仲良かった?
◆岡村容疑者親子を知る人
「仲良いのでは。2人で犬を抱いて散歩に行くと言って(外に)出ていた」

一方、実の姉を殺めた和美容疑者は、事件当時、家を持たず、北九州市八幡西区の公園などで野宿生活。

25年も連絡を取っていない知人に“ある電話”をしていました。

◆和美容疑者の知人
「10年前に電話しただけ。『お金貸してくれんかね』の電話」

和美容疑者は、この知人以外に対しても、突然電話をかけては金を要求していました。

そして事件の直後、つぐみさんの通帳を使い、銀行で現金70万円余りを引き出したとされていますが、9日後の6月11日、コンビニで捜査員に職務質問された時には、わずか「1000円」しか持っていませんでした。

引き出した金を短期間で全部使ってしまったのでしょうか?

捜査関係者はー

◆捜査関係者(取材による)
「岡村容疑者親子が、事件後に大金を使った形跡がある」

和美容疑者が引き出した現金の大半が岡村容疑者親子に渡って、使われた形跡があるというのです。

また、和美容疑者は、岡村恵美容疑者に10数年間、さまざまな名目で金を渡していたとみられるということです。

2カ月以上に及ぶ捜査で見えてきた容疑者たちの関係性について、捜査幹部はー

◆捜査幹部(取材による)
「岡村恵美容疑者が、犯行の『策士』だった」

捜査本部は、岡村恵美容疑者が首謀者として計画を立て、和美容疑者を言葉巧みに誘い込んで犯行に及んだとみて調べを進めています。

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