“無罪なのに運転免許が戻ってこない” 福岡高裁も女性の主張認め「取り消しは無効」 交通事故めぐる裁判

2023年09月26日

交通事故をめぐる裁判では無罪が確定したのに、運転免許の取消処分はそのまま。

福岡市の女性が免許を巡る処分の無効を求めた裁判の控訴審で、福岡高裁は一審に続き、女性の訴えを認めました。

◆原告の女性(45)
「悪くないのに(運転免許が)戻ってこないのはおかしい。声を上げるしかなかった」



ことの発端は2017年2月。

福岡市早良区の国道で、トラックを運転していた女性が原付バイクと衝突し、バイクに乗っていた当時18歳の少年が大ケガをした事故でした。

この事故を受け、女性は運転免許を取り消された上、過失運転致傷の罪に問われましたが、その後、裁判で無罪が確定。



しかし、県側は「刑事処分と行政処分はそれぞれ独立している」などとして、免許に関する処分は取り消しませんでした。

そのため、女性は県に対し、運転免許取り消しの無効を求める裁判を起こし、福岡地裁はこれに対し今年3月、女性の訴えを認める判決を言い渡しましたが、県はこれを不服として控訴していました。



そして、26日、迎えた控訴審判決。

福岡高裁は一審に続き、女性の訴えを認めて控訴を棄却し、運転免許の取り消しを無効と判断しました。

判決を受けて女性はー

◆原告の女性(45)
「刑事だから、民事だから、行政だから、あっちの答えはこうだけど、こっちは間違ってないじゃないよ、という話じゃないですか。もうちょっとシステムがシンプルにできないかと思います」

県側は棄却を受け「判決内容を精査した上で適切に対処したい」とコメントしています。
交通事故をめぐる裁判では無罪が確定したのに、運転免許の取消処分はそのまま。

福岡市の女性が免許を巡る処分の無効を求めた裁判の控訴審で、福岡高裁は一審に続き、女性の訴えを認めました。

◆原告の女性(45)
「悪くないのに(運転免許が)戻ってこないのはおかしい。声を上げるしかなかった」

ことの発端は2017年2月。

福岡市早良区の国道で、トラックを運転していた女性が原付バイクと衝突し、バイクに乗っていた当時18歳の少年が大ケガをした事故でした。

この事故を受け、女性は運転免許を取り消された上、過失運転致傷の罪に問われましたが、その後、裁判で無罪が確定。

しかし、県側は「刑事処分と行政処分はそれぞれ独立している」などとして、免許に関する処分は取り消しませんでした。

そのため、女性は県に対し、運転免許取り消しの無効を求める裁判を起こし、福岡地裁はこれに対し今年3月、女性の訴えを認める判決を言い渡しましたが、県はこれを不服として控訴していました。

そして、26日、迎えた控訴審判決。

福岡高裁は一審に続き、女性の訴えを認めて控訴を棄却し、運転免許の取り消しを無効と判断しました。

判決を受けて女性はー

◆原告の女性(45)
「刑事だから、民事だから、行政だから、あっちの答えはこうだけど、こっちは間違ってないじゃないよ、という話じゃないですか。もうちょっとシステムがシンプルにできないかと思います」

県側は棄却を受け「判決内容を精査した上で適切に対処したい」とコメントしています。

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