今年５月、福岡市の私立高校に通う女子生徒が自殺した問題で、学校の運営法人が第三者委員会を設置し、いじめの有無などを調査することになりました。

これは、今年５月、福岡市の私立高校に通う女子生徒が「無視されてつらかった」などの内容の遺書を残して自殺したものです。

これを受けて、学校の運営法人は、遺族の希望や県からの助言を受け、第三者委員会を設置し、いじめの有無や自殺との因果関係などを調査する方針を明らかにしました。

２８日に開く理事会で運営事務局を設置し、弁護士などを含む委員の人選を進める予定だということです。

亡くなった生徒の母親は、第三者委員会の設置について、「娘が遺書に書いた内容が実際どうだったのか真実を知りたいだけ。今までいろいろとありましたので、学校から聞くまでは心配でした。これで娘に報告できます」とコメントしています。