「『この人には負けない』と背中を見てきた」 同期入団のホークス本多コーチ 引退発表・松田選手への思い

2023年09月28日


去年まで17年間、福岡ソフトバンクホークスでプレーした松田宣浩選手(40)が今シーズン限りでの引退を発表しました。

ホークス時代の仲間でもあり、ライバルでもあった本多雄一2軍コーチに、28日、取材しました。

Q.松田選手から現役引退の発表
◆本多雄一コーチ
「僕の同期が今回の松田さんで全員いなくなりました。17年間、共に闘ってきて、ジャイアンツ行って1年間、計18年間、松田さんは元気よく、最初はケガにも悩まされた時期もありましたけど、自分も首痛で引退した時に(思いましたが)、野球ができる体というのは本当に幸せだな、と思いますし、松田さんも相当な覚悟で決断されたとは思うので、本当にお疲れさまでしたと、同期として、戦友として、ひと言言いたい」

本多コーチと松田選手は2005年のドラフトで(2006年度に)同期入団。一番の思い出について聞いてみると?

◆本多雄一コーチ
「2011年の完全優勝、フルイニング出場、そして、共に日本一を獲って秋山さんを胴上げ、と言いたいところですけど、自分の思い出は、松田さんがドラフト1位、僕はドラフト5位、1~2年目のとき、キャンプで泥まみれになって白球を追いかけて、共にゴールデングラブをとれたこと。仲間ではあるんですけど、『この人には負けない』と思って、僕は松田さんの背中を見てきたので、その思いは一生忘れません」

本多コーチのもとには27日、松田選手から直接電話があり、『現役引退』の報告があったそうです。

◆本多雄一コーチ
「『やっと肩の荷が降りたね』って、きのう話して。とうとう来たかって思いましたけど、松田さんの気持ちに変われば、ちょっと楽になったんじゃないですかね、本人も。僕はそういう想像をしています」

NEWS
ニュース

ニュース記事一覧をみる

SPORTS
スポーツ

スポーツ記事一覧をみる

GOURMET
グルメ

グルメ記事一覧をみる

GO OUT
おでかけ

おでかけ記事一覧をみる

LIFE
生活情報

生活情報記事一覧をみる

ENTERTAINMENT
エンタメ

エンタメ記事一覧をみる

FEATURE
特集

特集記事一覧をみる

ECONOMY
地域経済

地域経済記事一覧をみる