勝負めしに伊藤七段「どれも魅力的」 藤井八冠も選んだ『和製コーヒー』の舞台裏 北九州市で竜王戦3局

2023年10月25日

藤井聡太八冠が25日、福岡県北九州市で竜王戦第3局に臨みました。

気になる勝負めしの行方にも注目が集まります。

25日午前9時に始まった竜王戦七番勝負の第3局。

先に4勝すれば竜王のタイトル獲得となる中、2連勝の藤井聡太八冠が王手をかけるか、伊藤匠七段が一矢報いるか、注目が集まります。

そんな熱い戦いを支えるのが、勝負めし。

対局する2人は、午前のおやつ、昼食、午後のおやつの3回、北九州グルメを味わうことになります。

よりすぐりの逸品から2人は今回、何を選んだのでしょうか。

24日夜に行われた竜王戦の前夜祭では、北九州グルメのレベルの高さに、こんな発言もー。

◆伊藤匠 七段
「(メニュー)一覧を見せていただいたんですけど、本当にどれも魅力的で、自分はあまり食事に普段悩むことはないんですけど、かなり長考して選択させていただきました」

JR小倉駅近くにある「Future Studio(フューチャースタジオ)」。

日本料理歴21年の廣口宗寛さんは今回、勝負めしとして、関門ポークの角煮を使った「関門豚のトロ煮めし」を開発しました。

25日の勝負めしには残念ながら選ばれませんでしたがー。

◆Future Studio 廣口宗寛さん
「(24日の)夕方6時ちょうどにご連絡がきました。ドリンクのほうを10時に藤井聡太八冠、15時に伊藤匠七段ということでした」

なんと、廣口さんが勝負めしと一緒に開発していた勝負ドリンクが、藤井八冠と伊藤七段からそれぞれ、午前のおやつと午後のおやつのお供として選ばれました。

その名も「北九州・和製コーヒー」。

焙煎した玄米と米麹で仕上げたノンカフェインのコーヒーで、門司区猿喰の甘酒がアクセントになっている逸品です。

そのお味はー

◆記者リポート
「苦味と、すっと入ってくるおいしさ、甘酒の若干の甘味がバランスよくて飲みやすい」

◆Future Studio 廣口宗寛さん
「頭の回転もよくなるような、飲まずとも回転はいいと思うんですけど、味わっていただいて、対局にも生かしていただいたら」

準備を終え、送迎役の母・清美さんとともに、朝から対局が行われている旧安川邸に向かいます。

Q.お母様が送り迎えすることが多い?
◆廣口さんの母 清美さん
「そうですよ。私いつもドライバーです。仕事してるのに(笑)」

少し愚痴をこぼす清美さんですが、廣口さんが一度車を降りるとー

◆廣口さんの母 清美さん
「うれしいのはどこの親も一緒ですよ、なんかあったときには。もちろん期待はしてますけど、一流どころの中なので、万が一ということがあればラッキーだなって」

息子が編み出した一杯を一流の棋士に飲んでもらえるということで、やはりうれしさはひとしおでした。

会場に到着し、2人で藤井八冠たちのもとへ向かっていきました。

そして廣口さんは、コーヒーをおやつの時間に無事に提供することができたということです。

藤井八冠と対面することはできませんでしたがが…。

◆Future Studio 廣口宗寛さん
「返ってきた器を見たら、すべて飲み干してました。(藤井八冠が)北九州でいろんなものを食べたい、飲みたいと思うので、他のも食べたり飲んだりするきっかけになったらいい」

このあと昼食には、藤井八冠が豊前本ガニに若松の野菜などを使った「北の海鮮バターライスっちゃ」、伊藤七段が「関門地ダコの冷静にゅうめん」を勝負めしに選んだということです。
藤井聡太八冠が25日、福岡県北九州市で竜王戦第3局に臨みました。

気になる勝負めしの行方にも注目が集まります。

25日午前9時に始まった竜王戦七番勝負の第3局。

先に4勝すれば竜王のタイトル獲得となる中、2連勝の藤井聡太八冠が王手をかけるか、伊藤匠七段が一矢報いるか、注目が集まります。

そんな熱い戦いを支えるのが、勝負めし。

対局する2人は、午前のおやつ、昼食、午後のおやつの3回、北九州グルメを味わうことになります。

よりすぐりの逸品から2人は今回、何を選んだのでしょうか。

24日夜に行われた竜王戦の前夜祭では、北九州グルメのレベルの高さに、こんな発言もー。

◆伊藤匠 七段
「(メニュー)一覧を見せていただいたんですけど、本当にどれも魅力的で、自分はあまり食事に普段悩むことはないんですけど、かなり長考して選択させていただきました」

JR小倉駅近くにある「Future Studio(フューチャースタジオ)」。

日本料理歴21年の廣口宗寛さんは今回、勝負めしとして、関門ポークの角煮を使った「関門豚のトロ煮めし」を開発しました。

25日の勝負めしには残念ながら選ばれませんでしたがー。

◆Future Studio 廣口宗寛さん
「(24日の)夕方6時ちょうどにご連絡がきました。ドリンクのほうを10時に藤井聡太八冠、15時に伊藤匠七段ということでした」

なんと、廣口さんが勝負めしと一緒に開発していた勝負ドリンクが、藤井八冠と伊藤七段からそれぞれ、午前のおやつと午後のおやつのお供として選ばれました。

その名も「北九州・和製コーヒー」。

焙煎した玄米と米麹で仕上げたノンカフェインのコーヒーで、門司区猿喰の甘酒がアクセントになっている逸品です。

そのお味はー

◆記者リポート
「苦味と、すっと入ってくるおいしさ、甘酒の若干の甘味がバランスよくて飲みやすい」

◆Future Studio 廣口宗寛さん
「頭の回転もよくなるような、飲まずとも回転はいいと思うんですけど、味わっていただいて、対局にも生かしていただいたら」

準備を終え、送迎役の母・清美さんとともに、朝から対局が行われている旧安川邸に向かいます。

Q.お母様が送り迎えすることが多い?
◆廣口さんの母 清美さん
「そうですよ。私いつもドライバーです。仕事してるのに(笑)」

少し愚痴をこぼす清美さんですが、廣口さんが一度車を降りるとー

◆廣口さんの母 清美さん
「うれしいのはどこの親も一緒ですよ、なんかあったときには。もちろん期待はしてますけど、一流どころの中なので、万が一ということがあればラッキーだなって」

息子が編み出した一杯を一流の棋士に飲んでもらえるということで、やはりうれしさはひとしおでした。

会場に到着し、2人で藤井八冠たちのもとへ向かっていきました。

そして廣口さんは、コーヒーをおやつの時間に無事に提供することができたということです。

藤井八冠と対面することはできませんでしたがが…。

◆Future Studio 廣口宗寛さん
「返ってきた器を見たら、すべて飲み干してました。(藤井八冠が)北九州でいろんなものを食べたい、飲みたいと思うので、他のも食べたり飲んだりするきっかけになったらいい」

このあと昼食には、藤井八冠が豊前本ガニに若松の野菜などを使った「北の海鮮バターライスっちゃ」、伊藤七段が「関門地ダコの冷静にゅうめん」を勝負めしに選んだということです。

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