13年前、福岡県大木町で元警察官が銃撃され重傷を負った事件で、道仁会系の幹部3人が逮捕されました。
◆筑後警察署 南野栄一 署長(7日の会見)
「被害者の方は一命はとりとめたものの、銃弾が貫通する重傷。極めて悪質で卑劣な犯行」
殺人未遂の疑いで逮捕されたのは、福岡県久留米市の指定暴力団「道仁会」系の組長・堤修平容疑者(69)ら幹部3人です。
警察によりますと、堤容疑者らは2010年2月、福岡県大木町で、県警の元警部補の男性を銃撃し、右足に3発命中させて殺害しようとした疑いが持たれています。
元警部補の男性は、県警を退職後、大牟田市役所の嘱託職員として、暴力団が公共工事の入札などに関わっていないか調査していました。
警察は、道仁会の組織的な犯行とみて調べを進めています。