地震発生から124時間で“奇跡の生還” 「床をのこぎりで切って…」 福岡県警の機動隊が語る救出の瞬間

01月10日

能登半島地震で被災地に派遣されていた福岡県警の機動隊員が10日、帰還報告を行いました。



福岡県警本部で10日、帰還報告を行った機動隊員7人。

1月4日から石川県の被災地に広域緊急援助隊として入り、救助活動などに当たりました。

◆福岡県警 岩下剛 本部長
「一番勇気を与えたのは、124時間ぶりに生還をされた被災者の方」

この7人、実はあの「奇跡の生還」に貢献した立役者です。

◆舟川和希 中隊長
「逃げ遅れた2人が家にいるという情報を入手しました。我々がなんとか救助することができれば、という気持ちで現場に向かいました」



現地で支援活動をしているNGOが撮影した映像には、石川県珠洲市の倒壊家屋で行われた救助の様子が映っていました。

◆舟川和希 中隊長
「現場は木造2階建ての建物で、1階が地震で潰れて、上に2階がのっている。2階の部屋の窓から隊員が入った。要救助者がいたとされるポイントの床をのこぎりで切って、要救助者の発見に至った」



捜索開始から3時間後、毛布にくるまった90代の女性を発見。

医師が点滴や酸素を送る中、女性に覆いかぶさっていた家具やがれきを取り除いた午後8時すぎ、女性は地震発生から実に124時間ぶりに救出されました。



◆舟川和希 中隊長
「家屋倒壊を想定した訓練もしているので、隊員が冷静に声をかけあって役割を果たした。被災者の方に寄り添って、安心と安全を少しでも確保できるような警察活動をおこなっていければと考えております」

生存率が大幅に低下するといわれる72時間を大きく超えて救助された90代の女性。

隊員たちの諦めない気持ちが、奇跡の救助につながりました。
能登半島地震で被災地に派遣されていた福岡県警の機動隊員が10日、帰還報告を行いました。

福岡県警本部で10日、帰還報告を行った機動隊員7人。

1月4日から石川県の被災地に広域緊急援助隊として入り、救助活動などに当たりました。

◆福岡県警 岩下剛 本部長
「一番勇気を与えたのは、124時間ぶりに生還をされた被災者の方」

この7人、実はあの「奇跡の生還」に貢献した立役者です。

◆舟川和希 中隊長
「逃げ遅れた2人が家にいるという情報を入手しました。我々がなんとか救助することができれば、という気持ちで現場に向かいました」

現地で支援活動をしているNGOが撮影した映像には、石川県珠洲市の倒壊家屋で行われた救助の様子が映っていました。

◆舟川和希 中隊長
「現場は木造2階建ての建物で、1階が地震で潰れて、上に2階がのっている。2階の部屋の窓から隊員が入った。要救助者がいたとされるポイントの床をのこぎりで切って、要救助者の発見に至った」

捜索開始から3時間後、毛布にくるまった90代の女性を発見。

医師が点滴や酸素を送る中、女性に覆いかぶさっていた家具やがれきを取り除いた午後8時すぎ、女性は地震発生から実に124時間ぶりに救出されました。

◆舟川和希 中隊長
「家屋倒壊を想定した訓練もしているので、隊員が冷静に声をかけあって役割を果たした。被災者の方に寄り添って、安心と安全を少しでも確保できるような警察活動をおこなっていければと考えております」

生存率が大幅に低下するといわれる72時間を大きく超えて救助された90代の女性。

隊員たちの諦めない気持ちが、奇跡の救助につながりました。

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